おはようございます。
いつもこうしん堂ブログをお読みくださりありがとうございます。
今日はすこし記憶をたよりながら、、、になるのですが
以前教わったことのある、こんな話を。
昔、日本人が東南アジアに行っているとき
魚釣りをしている漁師さんたちに
効率的な魚の釣り方や道具の作り方を教えてあげた、という話です。
そのアジアの国の方はゆったりしていて
午前中は働いて、昼になったら休んでいます。
それも働くのは2日に1日くらいで
あとは音楽を楽しんだり友人と語り合ったりしています。
魚釣りの方法も、一本釣りのような感じで
日本人からしたら効率がよくないように見えます。
日本人は彼らに対して
もっとせっせと効率的に働くことを教えました。
けれども彼らはあまり進んでやり方を変えようとしません。
彼らが「効率をよくしてどうするんですか。」と言うので
日本人は「もっと効率よく毎日働くと稼げますよ。」と言いました。
彼らは「そんなに稼いでどうするんですか。」と言うので
日本人は「お金がたまったら早くリタイアできますよ。」と言いました。
彼らは「早くリタイアしてどうするんですか。」と言うので
日本人は「リタイアしたら、友人と語り合ったり
音楽を楽しんだりできるじゃないか。」と言いました。
という話です。
効率にとらわれるあまり
時間を有意義に使えていることが見えていなかったのですね。