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ブログ

2020-02-25 08:00

仏教でいう「よいこと」とは


みなさん、おはようございます。
いつも、こうしん堂ブログ「お坊さんの1分説法」
にお目を通してくださり、ありがとうございます。

今日はこんなことばを紹介します。
「雑毒の善(ぞうどくのぜん)」

私は専門ではないのですが、浄土真宗を開宗された
親鸞(しんらん)聖人のことばとされています。

「毒」とは煩悩のことです。

仏教では、善行、よいことを勧めますが、
煩悩にまみれた善行では価値がないということです。

人間がよいことをする背景には、煩悩があることが多い
という点を親鸞聖人は指摘されているのだと思います。

上司のためにあることをする。
その裏には気に入られたいという煩悩がある。

友達のためにあることをする。
気が利くな、と思われたいという煩悩がある。

そこまでわかりやすい例でなくても、
人のためにあることをする、と自分では思っていても
「ありがとう」と言われたい、感謝されたい、
自分を評価してほしい、という気持ちは
どうしても生じてしまいがちです。

あることをしたのに、相手が当たり前の顔をしていれば
かえって腹が立つことだってあるでしょう。
腹が立つということは
やはり、見返りを期待しているのです。

本当の「善」とは、見返りを求めない行いであることです。

なかなか自分自身もできないですが、
ぜひ知っておいていただければと思います。