JR和歌山駅東口より徒歩1分。漢方相談・ホメオパシーを中心に、かかりつけ薬局として、自律神経失調・皮膚疾患・妊活・がんに伴う諸症状などの、ご相談をお受けしております。
 

大事なお知らせ

漢方相談・ホメオパシーセッション

漢方相談・ホメオパシーセッションにお越し下さるお客さまへ


 通常、店内のご相談スペース【他のお客様と仕切られた場所】にて行っております。奥には、さらに個室相談スペースを設けております。ご希望の際は、お申し出下さい。

症状別ボタン

いまコレ!

ブログ

2023-05-02 08:00

知恩院


おはようございます。
いつもこうしん堂ブログをお読みくださりありがとうございます。

先月、京都の知恩院に行ってきました。

「御忌(ぎょき)法要」といい、
浄土宗を開かれた法然(ほうねん)上人の年忌法要
に参加してきました。

大きく言えば全国からお坊さんが集まり、
法然上人の遺徳(いとく)を讃えしのびます。

知恩院
↑天気もよく、改修された御影堂(みえいどう・国宝)が映えます。

御影堂に本尊としてまつられる法然上人は
当時(鎌倉時代)、貴族中心のものだった仏教を
皆が等しく救われるものへの転換をされた、
仏教の改革者と言われています。

仏塔を建てた人は救われる、多くの寄進(寄付)をすれば救われる
ということでは、一部の貴族しか報われないものでした。

法然上人はそれを
「お念仏さえすれば、どんな人でも救われる」ものへと
転換されたのです。

現在に伝わる仏教は、どの宗派であれ
一部の方のためのものではなく
一般的な、どなたにも開かれたものになっているかと思います。

うちのお寺は何宗だから、ということで大事にするのも
もちろん素敵なことで、
ご先祖さまも喜んでくれることと思いますが
この教えや考え方がしっくりくるから、おもしろそうだから
ここのお寺で話を聞いてみよう
というような気軽な接し方ができてもいいのかなと
思うこともあります。

これから個の時代がますます加速すると思います。
これからの仏教のあり方をなんとなく考えながら
知恩院にて、法然上人からの時の流れを私なりに
受け止めさせていただきました。