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2014-04-03 09:18

お産の話②


桜が満開の2日に、赤ちゃんが産まれました。

桜は日本人にとって、心が揺さぶられる一番のお花ですよね。見ると、いつもなんとも言えない気持ちになるものですね。

先週は、陣痛の波に乗るというお話をしました。
赤ちゃんが産まれてくるときは、本当に波のように、お母さんのお腹に収縮が起こります。
波がひいた時は、何もなくて、波が寄せると収縮が起こります。
この波に乗るのは、頭で考えていても乗れません。
サーフィンなどでもそうだと思うのですが、こうしてこうするとか考えてやらないですよね。
波が来たからそれに身をゆだねて、リラックスして、スーッと乗るものです。
陣痛も一緒です。
いつ来るんだろうと構えて固くなっていても、来なかったり、小さかったり、タイミングが合わなかったりすると思います。

「波が来た、そしてリラックスして乗る。」
文章で書くととてもシンプルなのですが、そこにはたくさんの感じるものがあると思います。
自分の普段過ごしている世界を超える感覚だと思います。
後で振り返っても、頭では理解できないんだけど、確かにあの瞬間にはたくさんの感覚があったという感じ。
ある妊婦さんが、「お産の時はいつもいる世界と違う世界に行きました。生と死の隙間のようなところ。その時は、家族と、助産師さん達も一緒に来てくれていて、とても嬉しかった」ということを言ってくれたことがあります。
お産に立ち会うたびに、いつもと違う世界に行くと思っていました。
赤ちゃんが産まれてくるときは、空気が変わるのです。その時は一瞬なんだけど、とても長いような感覚になる時もあります。

お産の時にはリラックスして波に乗る。頭で考えずにゆだねる。これを体感できるとても素敵な機会ですね。

そのために、普段から自然に触れる機会を作ると良いと思います。海を見たり、川を見たり、大きな木の下でリラックスしたり、温泉に行ったり。
そして、お腹の赤ちゃんに手を当てて感じたり、リラックスしたり、深呼吸したり、胸を開いて深呼吸したり。自分が心地いいと思うことたくさんやって、自分のいたわる時間を取るようにしてみてくださいね。