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2014-06-24 09:00

コップとおしっこの話


おはようございます。
前回書いた「とらわれるな」シリーズを
書いていきたいとおもいます。

今日は、コップとおしっこの話をします。
この話は、仏教学者の、ひろさちやさんという方が
著書の中でおっしゃっていました。

少し内容がちがうかもしれませんが、
1つのたとえ話だと思ってください。

ちなみに、ひろさちやさんの本は、わかりやすくて、ほっとするような
話がされているのでおすすめです。

さて、ここに1つのコップがあります。
あなたは、そのコップにおしっこを入れました。
その後、いつもよりも丁寧に、念入りに、そのコップを洗いました。
あなたは、そのコップで水が飲めますか?(飲みたいですか?)
という話です。

飲めない(飲みたくない)と思ったあなたは、
おしっこが汚いと思うゆえに、
そのコップが汚い、のだと思い込んでしまっています。
それは、「いつもより丁寧に洗った」コップ自体は汚くない
(おしっこが入っていたことを知らない人は
平気で水を飲めるでしょう)のに、
おしっこのイメージで、汚く見てしまっている
ということです。

いつもと同じ(もしくはもっときれいな状態の)コップに、
勝手に、汚いというレッテルを貼ってしまっている。
「とらわれるな」ということは、この「レッテルを貼るな」
ということだと、ひろさんはおっしゃっていたかと思います。

前回書いた、きらいな人がくれたお菓子の話もそうですが、
わたしたちはよく、ものごとを勝手に決めつけてしまっています。

あの人が作った物ならいい物だ、
あの人が勧めるものなんかたいしたことない、

それは、レッテルで決めてしまって、
本質を見ていないのかもしれません。
レッテルやイメージに「とらわれる」ことなく、
そのものの本質を見ようとすることが大切だと教えてくれる話でした。