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2014-11-25 08:00

手を打てば・・・


おはようございます。
先日、奈良でお坊さんの研修会がありました。

今日は、ご存じの方も多いかもしれませんが、
興福寺(こうふくじ)の五重の塔のふもとにある
猿沢の池(さるさわのいけ)で歌われたと言われる
歌を紹介したいと思います。

「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」

猿沢の池のまわりには旅館がたくさんあったそうですが、
旅行客が猿沢の池のそばの旅館でパンパンと手を打ったなら、
女中(じょちゅう)さん(旅館のお手伝いの人のことです)は、
お客が呼んでいる、注文をしてくれると思い、
大急ぎでやってきて、なんでしょう?と言います。

旅館の屋根にとまっていた鳥は、
鉄砲で撃たれたと思い、逃げてしまいます。

池を泳ぐ鯉は、餌がもらえるのかと思って集まってきます。

手を打つ音には変わりはありませんが、
聞く方の受け止め方はそれぞれちがう、
という話です。

同じ一つのできごとでも、
受け止め方が違えば、喜ぶことも悲しむこともできる。
つまり、私の中で、できごとのとらえ方によって
幸せをつくったり不幸をつくったりしている、
ということです。
受け止め方の中に幸せがあるなら、
幸せになれる心を自ら育てていくことが大事ではないでしょうか。

どんなことでも、広い心で、喜びや感謝の心で、
受け止められるようになりたいものですね。