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2015-04-06 08:00

ひじきの話


こんにちは。

今日はひじきについて書きたいと思います。

先週は金針菜のお味噌汁について書きました。
金針菜の栄養分を余すところなく使いたいから戻し汁も使用しました。

金針菜だけではなく、干し椎茸など乾物の戻し汁は栄養的なことだけでなく、よいお出汁が出て使うことがあります。

その中で少しだけ注意してほしい食材があります。
それがひじきです。

数か月前にでた記事なのでもうご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが簡単に紹介させていただきます。

ひじき(乾燥)にはヒ素(無機ヒ素)が他の食品に比べ比較的多く含まれています。

ヒ素と言えば、森永ヒ素ミルク事件や和歌山カレー毒物混入事件なども事件もありました。
無機ヒ素を多く含む井戸水を摂っている地域(日本ではありません)では、肺がんなどの発生率が高くなっているという報告もあります。
大量に摂取した時には深刻な健康被害がでることは明白ですが、微量の摂取でも健康への悪影響があるのではないかという懸念から研究が進められています(食品安全委員会)。

食品安全委員会は消費者向けのQ&Aで次のように記しています。
「日本において、食品を通じて摂取したヒ素による明らかな健康影響は認められておらず、ヒ素については食品からの摂取の現状に問題があるとは考えていませんが、一部の集団で無機ヒ素の摂取量が多い可能性があることから、特定の食品に偏らず、バランスのよい食生活を心がけることが重要です。」

無機ヒ素は自然界に存在するもので、食品や水等から完全に取り除くことは出来ません。
もちろんひじきに関してもです。

そこでリスクを減らすために有効なのが、ひじきを戻す時に水で戻してから使い、戻した水は使わないことです。

乾燥ひじきの重量の40倍の水を使って20度で30分間戻すことで総ヒ素(有機ヒ素と無機ヒ素の合計量)が50〜60%程度溶出するようです。よく水洗い、水戻し、ゆでこぼしが有効なようです。(農林水産省の調査より)

「なんだ、それならやっている!」と思われた方が多いと思います。
現在はインターネットなどでレシピがたくさん出ているので、中には乾燥ひじきを戻さず使ったり戻し汁も使う調理法もあるようですが、ヒ素の問題を考慮するうえではすすめられないとのことです。

日本人はひじきを食べてきた歴史があり、過敏になる必要はないでしょう。
しかし大きくはないながらもリスクは否定できないということが現在の見解です。

ひじきは鉄分や食物繊維たっぷりでメリットが多い食材です。
今までやっていたようにしっかり戻して水洗いし、毎日大量に摂るなど偏らずにバランスよく食べれば、今までどおり健康づくりの味方になってくれることには変わりないようです。