JR和歌山駅東口より徒歩1分。漢方相談・ホメオパシーを中心に、かかりつけ薬局として、自律神経失調・皮膚疾患・妊活・がんに伴う諸症状などの、ご相談をお受けしております。
 

大事なお知らせ

漢方相談・ホメオパシーセッション

漢方相談・ホメオパシーセッションにお越し下さるお客さまへ


 通常、店内のご相談スペース【他のお客様と仕切られた場所】にて行っております。奥には、さらに個室相談スペースを設けております。ご希望の際は、お申し出下さい。

症状別ボタン

いまコレ!

ブログ

2015-07-07 08:00

天使


おはようございます。

先日、私の先輩が「今、逆境に立たされている」
と言っていました。
その時に、
「逆境というのに何か仏教的にいい話ないか?」
と聞かれたことがあります。

私は、仏教の基本は「こだわるな」ということですから、
仏教には、順境も逆境もないんじゃないか
と答えたのですが、
その後よく調べてみるとやはり、
「逆境(逆縁)」とは仏教でも使われることばで、
「自分の心に反する境界(環境)」
という意味があるそうです。

(念のため、「順境も逆境もない」という考え方も
空思想のなどにはあります。)

人は、順境の時にはほっといても誰でもうまくいく。
けれど、逆境の時にこそ、その人の真価が問われる。
と言われます。

なにかピンチに陥った時、
そんな時こそその人の「人となり」が現れる、というわけです。
仏教らしくない言い方でいうと、「がんばりどころ」です。

さて、反対に、逆境の人に出会った時にも
おそらく人間性というものが現れるのではないでしょうか。

『天使経』というお経があります。

ある人が寿命を終え、閻魔(えんま)さまの前に立ちます。
裁きを受けるわけですが、
「おまえは、どうして自分の生き方を改めなかったのか。」
と問われます。
「何人もの天使に出会っただろう?
その天使の導きによって、どうして人生をよりよくしなかったのか。」
「いえ、私は天使などには出会っておりません。」
「あなたの前に、生老病死の苦しみを抱えた者はいなかったか。
彼らが天使なのだよ。」
「苦しみを抱えた彼らに出会い、
あなたは生き方を改める機会がいくらでもあったはずだ。」

と、かなり意訳ですが、
生老病死などの苦しみを抱えた人を「天使」と見る
お経があります。

逆境に立たされている人を天使と見て、
自らを省みることもできる、という話をさせていただきました。