こんにちは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
今日は、私の所属する浄土宗で、
「食作法(じきさほう)」という
食事をとる際に行う作法の中で、
「食前のことば」を紹介したいとおもいます。
「われここに食(しょく)をうく。
つつしみて、
天地の恵みを思い、
その労(ろう)を謝(しゃ)し奉(たてまつ)る。」
その後に十念
(浄土宗で最上の行いであるお念仏を十遍となえること)
(なむあみだぶつを10回です)
をして、いただきますをします。
天地のめぐみがなければ食にはありつけません。
また、お百姓さんをはじめ、様々な人の手によって、
今私たちが、食べられる状態になっています。
「一人で生きているのではなく、生かされている」
ということを、今日も実感して
おいしくごはんをいただきましょう。