おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
今日は「もったいない」ということについて。
もったい(勿体)とは、仏教用語で、
すべてのものはつながりあってできている、
という意味があります。
「勿体ない」とは、その存在が
ないがしろにされている、活かされていない
という意味です。
つながりあってできていると価値があるのに
その縁を切ってしまうこと、
また、まだ活かされる場所があるのに
その価値を損なってしまうこと、
そのような行為のことを、ものを生かさない、
という意味で「もったいない」と言います。
ただ、ものを大切にする、というだけでなく、
私たちとつながりあっている、縁あるものを
生かしていくことが大事であると思います。