おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。
今日は、仏教とは直接関係ありませんが、
薬局のブログらしく「長生きの秘訣」
についてお話してみようと思います。
平均寿命が50歳前後の江戸時代に
84歳の天寿を全うした儒学者、
貝原益軒(かいばらえきけん)の
「長寿十訓」という長生きの十箇条を紹介します。
貝原益軒の著作は、数百冊とも言われ、
その多くは医療に関するものだったそうです。
彼は小さい頃病気がちで家にこもることが多かった。
なので、丈夫な体になりたくて、
当時の医学書を読み込み、養生した結果、
丈夫な体で長生きすることができたといいます。
現代にも通じるところが多いと思いますので
参考にしてみてください。
「長寿十訓」
・少肉多菜
肉類を減らし、野菜を多くとる
・少塩多酢
塩分を少なめにして、酢を多くとる
・少糖多果
糖分を少なくし、果物を多くとる
・少食多噛
腹八分目にして、よく噛んで食べる
・少煩多眠
わずらわしいことは少なくし、多く眠る
・少怒多笑
怒ることを少なくし、多く笑うようにする
・少言多行
言葉より、まず実行する
・少欲多施
欲望は少なめに、質素な生活を 他の人に施す
・少衣多浴
厚着より薄着
・少車多歩
車に乗るより、多く歩く