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2018-10-30 09:12

曲がりくねった松


おはようございます。

いつもブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みいただき、ありがとうございます。

今日は、一休禅師(一休さん)の話を紹介します。
一休さんといえば、「はしをわたるな」という話や、
「とらをつかまえろ」という話が有名ですが、
私が、より仏教的だと思う話に、次のような話があります。

ある村に、とても曲がりくねった松がありました。
そこで、一休さんが
「だれか、この松をまっすぐに見た者に、褒美をあげよう」
と言いました。

それで、村人たちは、あちこちから松を見ます。
どこから見れば、まっすぐ見えるか。
村人たちは、大変苦労します。
「この角度だと、まっすぐに見えなくもないんじゃないか。」
「真下から見れば、曲がっているところが見えないから、
まっすぐだといえるんじゃないか。」

しかし、どこからどう見てもまっすぐには見えません。
かなり経って、一人がこう言いました。
「いや、この松は、どう見ても曲がりくねっているなあ。」

「それだ、あなたが今、この松をまっすぐに見た。
あなたに褒美をあげよう。」
と一休さんは言いました。

曲がりくねった松を、曲がりくねったままに見ることこそが、
まっすぐに見るということだったのです。

一休さんは、ものごとをありのままに見ることが、仏教の教えだ
ということを教えたかったのだと思います。

私の好きな、わかりやすい解説で定評のある
仏教学者、ひろさちや先生は著書で、
一休さんのこの話に対して、こうおっしゃっています。

ものごとをまっすぐに見るためには、
曲がったものはいけない、という先入観を捨てることが大事。
曲がった松も、曲がっていない松も、
すべてがすばらしいと考えられた時にはじめて
ものごとをありのままに見れるのです。