おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
今日は、イソップ童話から、こんな話を紹介します。
「木こりと旅人」という話です。
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ある日、旅人は山の中を歩いていました。
道中の山の中で、
一生懸命に木を伐っている「木こり」を見かけました。
そして夕方、同じ道を戻っていると、
朝見かけたのと同じ場所で、
汗をかきながら一生懸命、木を伐り続けている木こりがいました。
作業はあまり進んでいないようでした。
旅人がよく見ると、
木こりが使っている斧の刃は、ボロボロになっていました。
そこで、旅人は、
「木こりさん、がんばっていますね。
でもそれではあんまり作業が進んでないようだから、
いったん手を止めて、斧の刃を研いだらどうですか?」
と言いました。
すると、木こりはこう言います。
「なにを言ってるんだい、旅人さん。
刃を研ぐ時間なんてないんだよ、
木を伐るのに忙しくてね。」
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日々、忙しさで忙殺されていると、
気づけばこの木こりのようになっているかもしれません。
一度忙しさから離れて、
意識的に「刃を研ぐ」時間を作ることが大事だと思います。
疲れているなら、まずは休息をとることです。
そして、文化や、芸術、または自然に触れること。
さらには、みなさんが仏教の教えを聞いたり学んだりすることも
その一つになればいいなと思っています。