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2019-09-17 08:00

お彼岸


おはようございます。

いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。

早いもので、今週末20日からはお彼岸になります。

お彼岸は、春と秋の2回、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)
とし、その前後1週間をいいます。
今秋は9月20日~26日の1週間があたります。

「秋分の日」は国民の休日であり、
祝日法には「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日と
されています。

お彼岸にはお墓まいりをしてご先祖をしのぶ
のと、もう一つやっていただきたいのが、
自身の生き方、暮らし方を振り返る、省みる、ということです。

「彼岸」とは、「到彼岸(とうひがん)」の略で、
「到彼岸」とは、「パーラミター(波羅蜜、波羅蜜多)」
という言葉の訳です。
到彼岸とは、文字通り、向こうの岸に到ること、
つまり、極楽浄土に行くということをさします。

地獄ではなく、極楽浄土に行くための方法として、
お釈迦さまが説いているのが、六つのパーラミター、
つまり「六波羅蜜(ろくはらみつ)」になります。

毎度紹介していますが、振り返りがてら、
6つを紹介します。

1.布施(ふせ)
人に施(ほどこ)しを与えること

2.持戒(じかい)
決められたルールを守ること

3.精進(しょうじん)
努力を怠らないこと

4.忍辱(にんにく)
辛くても耐えしのぶこと

5.禅定(ぜんじょう)
精神を安定させて過ごすこと

6.智慧(ちえ)
ものごとを正しく判断すること

ここでは細かい説明は省きますが、
おすすめの過ごし方としては、

お彼岸の1週間で、
毎日この1つの中からどれか1つをやってみること。

7日間あるので、
1日は祖先をうやまうお墓まいり等にあて、
残りの6日間でこの6つを順番に実践してみる。

または、比較的やりやすい、
布施(人に施しをすること)を1週間心がける
でもいいと思います。

20日からはじまる「お彼岸」、
まずは法律にもありますように、祖先をうやまい、
そして、六波羅蜜を心がけることで、
自分の生き方をかえりみる1週間に
していただければ幸いです。