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2014-08-06 09:51

喘息・咳・痰 3


 いつも、こうしん堂スタッフブログをお読みいただき
ありがとうございます。
またまた更新時間が少し遅れましたが、予定どおり
今回は同じテーマの3回目を書かせて頂きます。

 では、本日は「咳」についてお話させて頂きます。
咳は、様々な形で出ることが多いのですが、いくつか
書き込んでいきたいと思います。
 
 1つ目には、咳ですので「肺」ととても関係が深い
ということはいうまでもございませんが、
 以前も、書かせて頂いたように肺は、もっとも上に
位置する五臓なので、上から下に気を行き
わたらせます。しかしこの気が逆に向って上がると
それが咳として出ると言われています。
よく「肺気上逆」と言われます。

 この肺気上逆がおこる原因は様々で、自然界
からの影響は、「六淫:りくいん」としてあります。
「風・熱・暑・燥・燥・湿」などです。
 この中で、乾燥することで「咳」が出ているかたに、
いわゆる「咳止め」をお使いしても改善しづらく
「潤す」タイプの漢方を服用すると、効果的で
改善するケースはよくみうけられます。
 
 また、「気」はストレスとも関係が深い
ので、気持ちの面から、この気が滞り、それが
上に向かい咳になることも漢方相談では、
しばしばみられます。
 
 このような場合も、いわゆる「咳止め」では
なかなか改善されませんが、気の巡り
改善させるような漢方を服用することで、
よくなることは、よく経験します。

 出ている症状は、同じ「咳」ですが、原因は
様々ですのでしっかりと体からのサインに目を向け
そして体質改善を行うことが大切になります。
いつも書かせて頂くことですが、原因は複数
重なっていることもあるので、ぜひ漢方相談を
されることをおすすめします。

 ということで、今回までの、「喘息・咳・痰」
シリーズは、ここまでとさせていただきます。

 また来週以降も、何かのテーマで漢方的
情報発信を続けさせて頂ければと思います。
それでは、また来週水曜日に・・・・