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ブログ
2014-07-30 09:15
喘息・咳・痰 2
いつも、こうしん堂スタッフブログをお読みいただき
ありがとうございます。
更新時間が少し遅れましたが、予定どおり
今回は同じテーマの2回目を書かせて頂きます。
では、本日は「痰」についてお話させて頂きます。
漢方では「脾」は痰の源、「肺」は痰の器
といわれています。
これは、漢方の「脾」の働きをしっかりと見ていただく
必要がありますが、
「水」の動きに関係する五臓として、
脾・肺・腎があるからです。
そして、呼吸器の働きを主につかさどる「肺」は
喉や鼻に「痰」をためてしまいます。
[鼻水なども:痰飲といって、水の滞りになります]
では、この「痰」について少し漢方的「ものさし」を
紹介します。
漢方では、「痰」の切れや、色はとても
重要になってきます。
たとえは、痰の切れが悪いとと、それは「肺」乾燥
していることで切れにくくなっていることもあります。
⇒こんな時は、「肺」を潤す生薬を配合した漢方など
がおすすめになります。
そして色を見てみましょう、色が「黄色」などは、
「熱」があり「痰」に色がついていると考えるので
その熱が、どのようにして生まれたか考え生薬を
選ぶことになります。
では、透明な痰はというと、これは「熱」が強くない
ことを現していて、よく見かけるのは「冷え」から
きていると考えることが多いです。
そのため、乾燥しているのか、そうでないのか?
また、「熱」があるのか、ないのかなどを
お話や、舌からのサインをみて
考えていく必要があるのです。
もちろん、原因が一つとは限らないので複合的に
考えていく必要があるのは間違いないですが・・・
それでは、本日の書き込みはここまでとさせて
頂きます。
来週は、「咳」について書き込ませて頂きたい
と思いますので、よろしくお願いします。
それでは、また来週水曜日に・・・・
(C) こうしん堂 薬局|和歌山の漢方相談・ホメオパシー・処方箋受付