いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」
をお読み頂きありがとうございます。
前回、冷え性についてお話を始めましたが、
前回の、「血:ケツ」に続いて、「気」について
お話してみたいと思います。
「気」については、5つの作用について以前
お話しましたが、その中のひとつに
「温煦作用」があります。
これは、ただただ温度を上げる事だけでなく、
体温を一定に保つ作用です。
しかし、体温調整と関係があるこの働きが
十分でないと「冷え」となってしまうことがあります。
これは「気虚」からくる冷えと考えることが出来ます。
また「陽虚」といって、「気虚」に加えて、とても
寒がりであるなど、温める力が弱くなって
しまって、冷えてしまうような状態のことをいいます。
このように、「気」の状態が良くないことでも
「冷え」はおこるのです。
次回は、「水」と「冷え」について「こばなし」させて
いただきたいと思います。
今週は、書き込み途中で公開してしまったり、
更新が、かなり遅くなるなどしてしまい、失礼しました。
それでは、来週もしっかりと更新したいと思いますので
ぜひ、ご覧下さい。