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2014-09-30 09:16
困った時の神頼み
おはようございます。
今日は、南無(なむ)について
書きたいとおもいます。
南無阿弥陀仏、南無大師遍照金剛、南無妙法蓮華経
などありますが、この南無とは、
「帰依します」、「すべてをお任せします」
という意味です。
インドの挨拶は「ナマステ」と言います。
「ナマ」とは「なむ」と同じで、帰依します、
「ステ」とはあなたの意味で、
「あなたに帰依します」という意味になります。
「南無阿弥陀仏」は、阿弥陀仏に帰依します、
阿弥陀仏にすべてをお任せします、という意味です。
人間の力ではどうしようもならないことがあります。
もちろん、努力することは大切ですが、
努力したからといって報われるかどうかはわかりません。
また、天候や天災といった自然のことなども、
人間の思うようにいくわけではありません。
人間の力を超えた存在を信じることで
高慢にならず、謙虚になれるのだとおもいます。
また、困ったときの神頼み、と言いますが、
神頼み、神さまや仏さまにお願いごとをしたことは
誰にでもあるかと思います。
その時に、叶えばもうけもの、
という気持ちでお願いをする場合も
あるかもしれませんが、
本当に叶えたいことがあって、
その大切なことのために一心にお願いする、
そんな気持ちの中には、
神頼みしたからご利益があるだろう、
これで安心だ、という考えはないはずです。
一心にお願いして、すべてを任せきろうという思いで
神さまや仏さまにお願いする時、
かならずその人は自分の全力を尽くしていると思います。
すべてを任せる、というのは、本当にすべて放り投げるわけではなく、
自分にできることを精一杯しながら、
その結果については(どうなっても)お任せします、
そういった気持ちが「なむ」の中には
含まれているのかなあ、と思っています。
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