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2014-11-17 08:00

甘味料について思ったこと


こんにちは。
今日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださりありがとうございます!

今日は甘味料のことを書きたいと思います。

先日、栄養の情報紙で甘味料のことを読みました。
ここで一部紹介させてもらいます。

世界保健機関(WHO)は2014年3月、
糖類摂取の目安として総エネルギー摂取量の5%未満とするのが望ましいとするガイドライン案を公表しました。

これは普通のBMIの大人であれば糖類25g(ティースプーン6杯程度)に相当します。
炭酸飲料であれば1缶(350m)に40g程度入っており、1本飲むだけでオーバーです。

そこで、代わりに糖類以外の甘味料の利用が増えてきます。

天然甘味料の食品添加物であるステビアや甘草由来のグリチルリチン、
人工甘味料のサッカリンやアスパルテームなど。
その他にも糖アルコール(エリスリトール、キシリトールなど)

サッカリンは以前は発がん性があると言われ、その印象が強く残っているものですが、その後の数々の実験から発がん性は認められず、今では日本でも海外でも食品添加物として使用を認められています。

アスパルテームも発がん性や神経系に毒性があるなど、近年すさまじい批判にさらされましたが、WHOやアメリカ食品医薬品局(FDA)などが徹底的な評価を行い、どの機関も安全との結論を下しています。

添加物はできるだけ摂りたくない!と言う人も多くおられますが、その一方で甘味料を欲している人も多くおられます。

そうした人が安全に安心して食べていいということを示す試験データはそろっており、現時点での最上の科学に基づき検証されていると考えられる
・・・といった記事でした。

しかし、最後にこんな一文が・・・

(記事を書いた方は)甘味料独特の甘さが好きではないのです。
人工甘味料はあまりとっておらず、甘いものが欲しいときには糖類を使ったものを少し楽しみます。


私自身が記事を読んで思ったことは、
長年の実証に基づいた安全性とは異なり、
「現在の最上の科学」では安全と言われていても、科学は日進月歩ですし、(今までもそうだったように)いつどのように変わるかわからないので不安だなと感じました。

高度の肥満や糖尿病患者の方など、厳しい制限のある方や治療のためにやむを得ない場合に使うのはとても便利で、食生活の質を保つことができ良いかもしれません。

「(病気などに)なってからの対策」、ももちろん必要ですが、
昔から使われていて本当に美味しく安全と実証されているもので食生活が満足できるように、
健康を保つことに力を入れること、生活習慣病予防の大切さを深く実感しました。