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ブログ
2016-03-11 09:00
アレルギーを考える・・・
いつもこうしん堂スタッフブログ ホメオパシースペースClear Skyをお読みいただきありがとうございます。
この時期は花粉症に悩まれている方、たくさんいらっしゃいます。
本日はホメオパシー的に、アレルギーについて書いてみたいと思います。
アレルギーは身体に何らかの物質が入ってきたときに異物と判断して免疫反応が働くために
色々な症状が現れる状態です。
花粉症はスギやヒノキの花粉を異物と体が反応して鼻水や眼のかゆみ、皮膚の症状などが現れます。
このような反応を考えてみると、自分と自分ではないものの境目からきています。
それには、外部との色々なものや人、出来事との接触が関わっていると言えます。
ホメオパシーで比較的使われるレメディで例を挙げて考えてみると・・・
例えばArs.(アルセニカム) ヒ素のレメディ
このレメディは潔癖のレメディとかキチキチのレメディとも言われますが
アレルギー的反応はどこからくるのでしょうか?
ひとりでいる不安や恐怖から仲間を切望するのに、ずっと一緒に過ごすと悪化するとあるように
自分と他者との間の距離間が必要なところがとても特徴的ではないでしょうか。
他者との距離感やいろいろなものに対する執着、ちゃんと自分の考えている場所にないとそわそわして落ち着かない
などの症状像が見られます。
また、Nat-m(ナットムール:塩のレメディ)もよく使用されるレメディですが
自分が傷つくことにとても敏感で、そこに他者との距離感が必要です。
塩はいろいろなものを固めたり、保存に利用したりされますが、
そのように気持ちを固めてずっと持ち続ける性質なので、恨みや過去の嫌な出来事などを長く心に留めている人でもあります。
ちょっとざっと2種のレメディを書かせて頂きましたが
人や物との距離感がアレルギー的反応ではとても重要な位置を占めていることがわかります。
私もアレルギ―を持つ人間ですが、このような距離感について、考えていくことも改善方向につながるのではと思います。
もちろん、他にもいろいろなレメディがあり、その人それぞれの状態や性格などでレメディは変わってきますので
ご注意くださいね。
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