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男性不妊についての記事はこちら」

 漢方相談にお越し頂くお客様のなかで、女性のかたの割合は比較的多く
ご相談内容は多岐にわたります。
 とはいえ、女性には、男性にない月経という大切な周期があり、
それに伴うトラブルや、不快感の相談が多く寄せられます。
 もちろん、更年期障害不妊・子宝相談もその一つと考えます。

 お困りのことがございましたらまずは、ぜひご相談下さい。
漢方的な考え方や、現在までに頂いたご相談経験より、
おひとり、おひとりにあったご提案をさせて頂きます。

 ここでは、男女を問わずよく目にする「ホルモン」について
ご紹介させて頂きます。ぜひ、ご参考になさって下さい。


FSH(卵胞刺激ホルモン)

 
 FSH(卵胞刺激ホルモン)とは、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの一つです。
女性の場合は、卵胞の発育を促す、エストロゲンの生成の促進、月経周期のコントロールに大きく関与します。

 男性の場合は、睾丸の発育、精子の生成の促進に関与します。


 卵胞刺激ホルモン血液検査は、主に下垂体の分泌機能の異常の可能性、不妊症の可能性、月経異常の可能性、更年期障害の可能性などを確認する際に卵胞刺激ホルモン検査が実施されます。
 


 女性のFSHの基準値

女性の場合は、月経周期・妊娠・閉経などの働きによって卵胞刺激ホルモンの分泌量が異なる為、数値が大きく変化します。

 ◆卵胞期 ⇒ 3.2~14.4mlU/ml
 ◆排卵期 ⇒ 3.4~17.1mlU/ml
 ◆黄体期 ⇒ 1.4~8.4mlU/ml
 ◆閉経後 ⇒ 147.6mlU/ml以下


LH(黄体形成ホルモン)

 LH(黄体形成ホルモン)とは、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの一つです。

・成熟した卵胞に対して排卵を促します。
・排卵後の卵胞に対して黄体化を促します。
・黄体化が起こる事によって、妊娠維持に必要なホルモンである黄体ホルモンが分泌されるようになります。
・卵胞発育に対してはFSHの補助的役割を担います。

LHの基準値
 
◆卵胞期  ⇒ 1.1 ~18.3( 6.1) mIU/ml
◆排卵期  ⇒ 4.6 ~84.7(19.7)mIU/ml
◆黄体期   ⇒  0.5 ~12.0(2.5)mIU/ml
◆閉経後   ⇒  8.7 ~68.1(28.9)mIU/ml

 卵胞が成長し卵子が成長すると、エストロゲンが増えます。
そして排卵を促す為に脳内にフィードバックがかかりLHサージが起きて排卵へ繋がります。
人ではLHサージが起こると24-36時間で排卵となります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

 エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、エストロゲンが出ていることによって月経と妊娠があります。また肌や髪の毛を若若しく保ち、張りのある乳房になるなどの作用があります。
エストロゲンは、血管や骨も強くし脳や自律神経の働きを促進させるなど健康維持にも効果を発揮します。
エストロゲンが増えれば、おりものが増え、子宮内に菌が入るのを防いでくれます。
逆に、受精に必要な精子を通りやすくしてくれます。
エストロゲンの分泌量が減少することによって更年期障害を引き起こします。
また、分泌のバランスが崩れると生理不順や不妊の原因ともなります。
エストロゲンの主な作用は以下のようなものがあります。
 
•女性らしい丸みを帯びた体をつくりだす。
•子宮、卵巣、膣、乳房など女性性器の成熟を促す。
•子宮壁を厚くし、受精卵が着床できる状態をつくる。
•規則ただしく月経をおこす。
•血管を広げて血流を促進させる。
•悪玉コレステロール(LDL)と総コレステロールを抑えて、善玉コレステロール(HDL)を増やす。
•血液が固まる能力を高める。
•全身の水分とナトリウムの貯留作用がある。
•皮下脂肪を増やす(とくに乳房、腰、太ももなど)。
•皮膚では、コラーゲン(結合組織)の合成を進め、柔軟な皮膚組織やつやのある肌を保つ。
•骨が失われる速さとつくられる速さの調節をし、骨量のバランスを保つ。
•膣内を酸性に保つデーデルライン桿菌に栄養を与え、膣内の柔軟さを保つ。
•自律神経を安定させる。
            などなど
プロゲステロン(黄体ホルモン)
 プロゲステロンは、黄体ホルモンとも呼ばれ、生理周期の後半期間の維持、卵胞発育の抑制、子宮内膜の肥厚、妊娠黄体の形成などを行います。
排卵後から2週間くらい分泌される女性ホルモンです。

 この期間が妊娠しやすい状態を作り、体温を上げたり子宮をふかふかの厚い状態に作ってくれます。
通常であれば、だいたい2週間たつとプロゲステロンが減少していき、子宮を覆っていたふかふかの膜が生理とともに剥がれ落ちるのですが、もしこの期間に着床するとそのままプロゲステロンを分泌し続け、子宮の壁を厚くよりふかふかにします。
プロゲステロンの主な作用というと、「基礎体温をあげる」「子宮内膜を維持する」「乳腺を発達させる」とあります。

・「基礎体温をあげる」
 体温をあげることで受精や着床をしやすい状態にします。
 大事なのは、低温期から高温期への基礎体温が0.3度~0.5度くらい上がっているかです。
 体温が上がらないと、黄体ホルモン不全として不妊の原因となる場合があります。
 基礎体温を数ヶ月つけてみられると、自身の低温期や高温期の温度がわかります。
 高温期なのに体温があがらない場合はプロゲステロン
をあまり分泌していないかもしれないことを疑う目安にもなります。
 自身の健康面や婦人系の健康面を知る上でも基礎体温をつけられることをオススメします。

・「子宮内膜を維持する」
 排卵後に子宮内膜やその周辺の血流量を上げることで体温を上げ、十分な栄養を子宮内膜に与えて、ふわふわで厚くした状態を維持させる作用があります。
 排卵するまでの子宮内膜の厚みは数ミリほどの薄さですが、受精卵が着床するためには1センチ程度の厚みの子宮内膜が必要だといわれています。
 プロゲステロンがその子宮内膜を厚くし、妊娠しやすい状態にするということです。

・「乳腺を発達させる」

 もし妊娠をしたら出産し、赤ちゃんを育てることになるので、プロゲステロンで乳腺を発達させて赤ちゃんを待つ準備をしてくれます。
プロゲステロンの基準値

卵胞期…0.1~1.5ng/ml
排卵期…2.5~28.0ng/ml
黄体期…5、7~28.0ng/ml
閉経期…0.2ng/ml以下

テストステロン(男性ホルモン)
 テストステロンとは、精巣、卵巣などの「生殖器」から分泌される男性ホルモン(アンドロゲン)と呼ばれる刺激ホルモンのひとつです。

 男性ホルモンとも呼ばれる通り、主に男性が多く分泌する刺激ホルモンです。
筋肉や皮膚・骨格は、全てたんぱく質で構成されており、このたんぱく質成分の合成を促す働きをもっているのがテストステロンなのです。

男性のテストステロン検査値の基準値

2.00~7.60(ng/ml)

女性のテストステロン検査値の基準値

基準値の範囲       0.06~0.80(ng/ml)

 テストステロンの原料はコレステロールです。
その原料のコレステロールにストレスが加わるとテストステロンではなく別の物質になってしまいます。
特にストレスには気を付けましょう。

 特に女性の場合は、「男性化現象」をもたらす可能性が高く、「多毛症」や「筋肉体質」などの変化を発症するケースも多くあります。

 基礎体温について 

 基礎体温は、生理周期だけでなく女性の体調を知るうえでとても大切な
ものです。不妊や子宝のご相談に限らず、生理にともなうトラブルや不調が
ございましたらぜひ、お付けになられることをお勧めします。

 ここでは、特徴的ないくつかの基礎体温グラフをご紹介しております。
ご参考になさって下さい。

↓↓↓↓ 理想的な基礎体温 
理想的な基礎体温
低温期が約2週間で高温期にスムーズに移行しており、高温期も約2週間有

↓↓↓↓ 高温期への移行がスムーズでない
基礎体温 高温期への移行がゆっくり

↓↓↓↓ 低温期と高温期の差が十分でない
基礎体温 高温期があがらない

↓↓↓↓ 高温期の体温が下がってしまったり維持できない
基礎体温 高温期が維持できない

↓↓↓↓ 高温期の期間が十分でない
基礎体温 高温期が短い


ひとりでお悩みになられずに、ぜひ「こうしん堂」にご相談下さい。

男性不妊


『精子のDNA損傷を調べる検査、SDF検査について』


一般的な精液検査では精子の量と運動について調べますが、まれに精液検査に異常がなく、女性側にも明らかな異常が無いのに、なかなか妊娠に至らないケースがあります。

また、体外受精や顕微授精において、精子や卵子の状態がそれ程悪くないのに、なかなか良い受精卵が得られない場合があります。

その様なケースにおける原因の一つとして精子のDNA損傷(SDF: sperm DNA fragmentation)が関与している場合があると考えられてきています。

受精卵のDNAの半分は精子由来ですから、これが損傷していた場合は受精卵の発育が悪くなるというわけです。

SDF検査ではDNA損傷を認める精子の割合が30%を超える場合に異常と判断しています。

それでは、検査の為に染色を行いDNAが正常である精子を選んで顕微授精を行えば良さそうに思えますが、残念ながら染色してしまうとその精子を顕微授精に使用する事はできません。

という事で、精子のDNA損傷率をできるだけ下げていく必要があるわけですが、そもそも精子のDNA損傷はなぜ起こるのでしょうか?原因としてはいくつかの報告があります。

①生活習慣(喫煙や肥満、ストレス、睡眠不足、環境ホルモンなど)
②加齢
③禁欲期間
④活性酸素
⑤精索静脈瘤
などなど・・・・

上記のうち、加齢はどうしようもありませんが、他の要因は対策することができます。

とは言え、この様な検査は薬局ではできません。医療機関での受診が必要です。

しかしながら漢方などを活用することで、出来る限りの対策をおすすめすることは可能です。

ご妊娠をご希望されているようでしたら、これは「女性」だけが頑張るものではないのです。ご主人の努力も大切です。ご夫婦でしっかりと頑張って行く!!
それが、近道になると思いませんか?

もし、「そうだ」をお感じになられるようでしたら、ぜひ「こうしん堂」
ご相談下さい。

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