すい眠トラブル・めまい・自律神経失調
◆ すい眠トラブルについて
すい眠につていお悩みの方も多いと思います。
こうしん堂でも、決して少なくないご相談ですし、
改善されるかたも少ないありません。
また、すい眠についてのご相談が主ではなくても
トラブルを抱えていらっしゃるかたも多いです。
◆ よくご相談を頂くすい眠トラブル
・ 寝つきが、よくない
・ 睡眠途中でよく目が覚める「中途覚醒」
・ 夢をよく見る「よくない夢をよくみる」
・ 夜間のトイレで、しっかりと睡眠がとれない
・ 朝起きてもしっかりと寝れた気がしない
・ イベント前になると、寝つけない
・ 生理の周期により、すい眠がみだれる
・ 睡眠中に歯の食いしばりが強くつかれる
・ 睡眠中に足がつってくる
・ 病院で頂くおくすりから卒業したい
など、さまざまです。
◆ 漢方的なとらえ方
現代に生きる私たちに限らず、古くからすい眠についての
お悩みは多かったようです。
そこで、漢方的なすい眠トラブルのとらえ方を少しご紹介
させて頂きたいと思います。
<五臓から考える>
五臓では、「肝」「心」「腎」が関係が深いと言われています。
「肝」は、自律神経と考えられる機能的な働きがあるので、
自律神経を乱される、いわゆるストレスと関係が深いかたちで
すい眠にトラブルが出てくることが多いと考えられます。
「心」は、意識や思考といった機能的な働きがあるので
もちろん心(こころ)の乱れやトラブルからすい眠に影響を
与えることが多いです。
「腎」は、年齢と関係が深いですし、「心」と相克の関係にあります。
よって、「腎」の機能が良い状態であれば、しっかりと
「心」をコントロールできるようになるので、おのずと心(こころ)が
穏やかになり、すい眠状態も良くなるからです。
<気・血・水から考える>
もちろん、気・血・水からもこのすい眠トラブルを考えることが
できます。ここでは「血」について紹介したいと思います。
「血」は、精神活動の中心てきな存在です。
この「血」の状態がよくないと、睡眠トラブルが出やすくなります。
もちろん、「血」は身体の隅々に栄養を与えるという大切な働きも
あるのですが、上述の通り精神状態と関係が深いということも
ぜひ知って頂きたいと思います。
このように、漢方には様々な角度から、このすい眠トラブルに
アプローチをする方法が考えられていますので、
ぜひ、一度ご相談いただき、今の症状の改善にお役に立たせて
頂ければ嬉しく思います。