がん・自己免疫疾患
がん:癌について
今は3人に2人はがんの時代です
★自身の免疫力の働きを活かしましょう!★
■がんを発症された方、再発が不安な方も一度ご相談下さい。
毎日体の中でできる小さながん細胞。それを処理しているのは
免疫細胞(白血球)です。白血球のNK細胞はがん細胞を処理
する役目や転移を防ぐ働きがあります。食事や睡眠、運動など
あなたに合わせた健康相談を致します。
■がん治療の開始とその後に重要なこと
・自身の免疫力が低下します(感染症、肺炎、再発に注意)
・体や肝臓等に対してかなりの負担がかかります(活性酸素)
・精神的な疲労も大変です(不安や生活環境の変化・うつ)
■患者全体をケアする補完代替医療
米国や英国では国家レベルで補完代替医療の研究・情報発信
に取り組んでいます。(がんセンターHPを参考)
これにはひとつの原因だけでは発症しない
がんや慢性病などに対しても、漢方やサプリメントなどが
期待されています
「生活習慣などにアプローチする補完代替医療」
◎がん治療の良いところと困ったところ
手術
■良いところ
確実に「がん腫瘍」を体から排除できます。
■困ったところ
目で見てわかる「腫瘍」部分しか排除できません。
手術で体を傷つけ、免疫が低下し感染症に注意。
全身麻酔で体に負担がかかります。
抗がん剤
■良いところ
見えない、手術で無理な「がん細胞」を標的に。
■困ったところ
がん細胞以外の細胞も傷めます。(副作用)
免疫細胞の働きを低下させます。
生活環境に大きな影響を与えます。
放射線
■良いところ
脳や骨転移などに有効で、手術と違い体への負担
はまだ少ないです。外来通院の治療ができます。
■困ったところ
照射によって正常な細胞も傷つきます。
(皮膚の焼けどや脳腫瘍→認知症リスクの考慮)
機器の性能で照射部位による効果に差がある。
■体内のゴミ掃除役:免疫細胞マクロファージ
風邪などウイルスや細菌と免疫が戦うと、体に炎症や
残骸(免疫複合体)などゴミが沢山できます。
炎症・残骸の処理には免疫細胞(白血球)が関係します。
免疫力をしっかりとさせることが必要です。
自己免疫疾患
まずは、免疫とは
免疫とは、「免⇒まぬがれる・免除」と「疫⇒病気や伝染病」
つまり、病気や伝染病から免れるという事になります。
それは、自己と非自己「ガン細胞や細菌・ウイルス等」をしっかりと
見極め、非自己を排除していくことでもあります。
すなわち、自分の体を健康な状態で維持しようとする働きです。
例えば、この働きが衰えてしまえば、毎日数千個できるという
癌細胞を見逃してしまうことになります。この働きが正常に
保たれていれば、毎日このがん細胞を除去していくわけです。
ウイルスや細菌に対しても同様で、免疫の働きが保たれて
いれば、症状が出なかったり、出たとしても比較的早く改善に
向かうということになります。
また、この働きが乱れれば、自己を誤って攻撃してしまいます
から、いわゆる自己免疫疾患「膠原病・リウマチ・バセドウ
(甲状腺機能更新状態)や橋本病(甲状腺機能低下状態など)」に
なってしまいます。
アトピーや花粉症なども、この働きの過剰な乱れになると考えます。
この「免疫の働き」はストレスや睡眠不足などの影響も大きく
受けると言われていいます。
そして、ホルモンや自律神経と互いにバランスをとっていると
考えられています。
自己免疫疾患が、女性に比較的多いのは女性ホルモンが一定の
年齢のところで急激な減少をみせるため、影響しているとも
言われています。
私たちが、健康で何気ない日々を送るためにとても大切な
「免疫力」すごいですね。
各疾患について、知っておきましょう!!
甲状腺ホルモンが高くなると
比較的よくみられる症状
・汗が多い ・疲れやすい ・動機 ・手の震え
・食べているのに痩せてくる などなど
・バセドウ病が疑われる場合「眼球突出」
バセドウ病は、自己免疫疾患と考えられておりその際
TSHレセプターの抗体である、TRAbはじめ
TSAbやTSBAbなどの値が診断に使われている。
甲状腺ホルモンが低くなると
比較的よくみられる症状
・気力の低下 ・疲れやすい ・便秘傾向
・髪の毛が抜ける ・肌が乾燥する ・物忘れが気になる
・食事のわりに太る ・むくみ【顔や手】 ・甲状腺のはれ
橋本病(慢性甲状腺炎)もまた自己免疫疾患と言われており
サイログロブリン(Tg)の抗体とて、TgAb
甲状腺ベルオキシダーゼ(TPO)の抗体、TPOAb
などの値が診断に使われています。
気になる際は、一度甲状腺専門医の診察をうけてみてはいかがでしょうか。
並行して、漢方を取り入れることは良いと思います。