おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
このブログのテーマとしてもよく取り上げさせていただいていますが、
仏教のおしえには、「とらわれるな」、つまり
「先入観をもつな」、「ありのままに見ろ」というものがあります。
この前、テレビでこんな放送がありました。
水族館の水槽で「ウニ」と書いて「ウニ」を展示しているスペースに、
「栗」を入れておくと、気がつくか?
というものでした。
画面を通して見ると、明らかに、「栗」なのですが、
予想に反して?多くの方は、じっと見ても気づかず、
「ウニ」だと思って通り過ぎていました。
その中でも少数、気づいた人もいたのですが、
その多くは子どもだったのです。
中には、親子連れで水槽を見つめて、
お子さんが「あ、栗だ」と言うと、
お母さんが「ちがうよ、それは栗に見えるけどウニだよ」
と間違った訂正をしているシーンもありました。
この場面で言うと、
お子さんは「ありのままに」、「栗」だと見ているのに、
大人は、水族館に「栗」があるはずがないという「先入観」で、
(大人の目にも「栗」に見えているはずなのに、)
頭の中でウニに訂正してしまっていた、ということです。
なかなか、おもしろかったですが、
「ありのままに見る」ことの難しさを
あらためて感じさせられた番組でもありました。