おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
以前にも一度書きましたが、
最近、「グリーフケア」というものを学んでいます。
「グリーフ」とは、死別や離別による深い哀しみのことです。
また、そのような深い悲しみや嘆きを抱え、
生きづらくなっている状態のことをいいます。
「グリーフケア」とは、そのような方々が
すこしでも前を向けるよう支援することです。
お坊さんという職業上、
最も知っておかなければいけないことの一つだと思い、
最近、体系的に学ぶ機会をもつようにしています。
ご縁があって、私が学ばせていただいているのが、
「日本グリーフ専門士協会」という団体です。
もちろん、お坊さん等、職業上かかわる方でなくても、
誰しもが大切な人との別れを経験するわけですから、
知っておいた方がいいと感じることがたくさんありました。
(今後私も、大事に感じたことを折に触れて紹介させていただきますが、
とり急ぎご興味のある方は「日本グリーフ専門士協会」と
検索してみてください。Webで受けられる無料の入門講座もあります。)
さて、暑さも厳しくなり、もうすぐお盆がやってきます。
お盆は、亡くなった大切な人が、年に一度
こちらの世界に帰ってくることのできる期間だとされています。
今年は微力ながらグリーフケアの視点をもちながら
お盆参りに励みたいと思っています。