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2019-12-02 08:00

スウェーデンの「ラゴム」について


いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。

先週までNHKで放送されていた料理番組「レイチェルのスウェーデンのキッチン」という番組を毎週楽しみに観ていました。

かわいいレイチェルさんの豪快で楽しい調理、そして出来上がったおいしそうなお料理、とてもおもしろかったです。

番組を観ていると、スウェーデンのことが気になり色々と調べてみました。

「ラゴム(ラーゴム)」という概念がスウェーデンにはあるそうです。

「多すぎず少なすぎず、ちょうどいい」

というような意味で、物質主義や消費主義とは反対の、適度で節度あることをよしとする考え方です。

今あるものに幸福と満足を感じ、今自分が持っているもので十分、ちょうどいいと思える心のもちかたです。

働き方も予定も、自分に無理のない範囲で時間管理しながら進める。

休む時と頑張るときのメリハリをつけて、「自分にとってちょうどいい具合」を大切にして心地よく生きる。

日本だと、「自分にとってのちょうどいい」を優先するよりも、少し無理して頑張ったりしてるほうが評価も上がるし、周りから見てちょうどいいんではないかなぁとか、自分軸よりも他人軸を大切にしてしまう時も多々ありますよね。

それはそれで悪いことではもちろんありませんが。。

ちょっとした無理が塵も積もれば山となって、疲れ切ってしまう時もありますよね。


食事についても、自分にとって「ちょうどいい」って難しいです。

食べたいからと言って、おなかがパンパンになるまで食べるのは「ちょうどいい」「心地いい」とは違いますし、極端に何かを制限するのも違うかもしれません。

何をどれだけの量食べたいという「気持ち」と、「体」の心地よさのバランスがとれていないと、本当の「ちょうどいい」を見つけることはむずかしい。

情報や知識はたくさんあふれていますが、一度忘れて自分軸での心地いい食事って何か、探してみたくなりました。

自分にとっての最適を、暮らしのいろいろなところで見つけることが出来たら、、、
なんだか毎日が気持ちよく暮らせそうですね。

ちょっとだけ「ラゴム」の精神を真似してみたいと思います。