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2021-08-09 18:00

貧血予防の食事


今回も、前回に引き続き、「貧血」のお話をさせていただきます。


最近テレビのコマーシャルでも「汗をかくと鉄分が出ていく!」といったものを見ました(゜o゜)

先日閉会式があったオリンピックですが、アスリートにも「鉄」は非常に大切な成分になります。


今日は具体的な食べ方についてお話ししたいと思います。


「貧血予防レシピ」など色々あります。

私も妊婦さん向けにそういったレシピを作ったりしたことがありますが・・・
(カレー味のレバーコロッケなど(^_^;))

結局のところ続かないと意味がないのですね。

貧血予防になる食事の仕方を「習慣づける」ことが一番だと思います。

鉄分を多く含む食べ物も、表になって出されていますが、正直どれを使って何を作ろう・・・と考えていくと嫌になりませんか?(私なら正直混乱します。)


ちなみに鉄分には効率的に体に吸収されるヘム鉄と吸収率があまり良くない非ヘム鉄とがあります。

鉄分といえばホウレンソウ!と思われる方もおられますよね。
ホウレンソウは非ヘム鉄のほうです。

ひじきも同じく非ヘム鉄。


ヘム鉄は動物性の食品に多く含まれます。

「血」って赤いですよね。
つまり赤身の肉やレバーなどを摂れば効率よく血になってくれることになります。

その他にも牡蠣やアサリ・シジミなどの貝。

イワシ、カツオ、マグロなどの魚にも多く含まれます。



アスリートなどには鉄分強化特別スーパーメニューが必要な場合があると思うのですが、

一般的な場合は、まず、使いやすい食材を簡単な料理でいいので頻繁に食卓に出す習慣を作ることをしてもらいたいです。

結局コツコツとバランスよく続けていくことが一番じゃないかと思うのです。


自分・家族が好きで作りやすいおかずをリストアップしておくと取れ入れやすいです。


例をあげてみると・・・

お味噌汁の具でアサリやシジミの頻度を少し多くする。

野菜と牛肉の炒め物(青菜と牛肉の炒め物、じゃがいも・玉ねぎと牛肉の炒め物)、イワシの生姜煮、カツオのたたき、ひじき煮、ホウレンソウの胡麻和え、牡蠣の時期には牡蠣ご飯などなど

レバーも血抜きなど少々手間がかかりますが、鶏肝の生姜煮はとてもおいしいですし、手軽に牛レバーを焼き肉にしたりしても簡単で美味しく食べられますね。

我が家の例ですが簡単に作ることができる、マグロの血合いの煮物などを作り置きすることがあります。お財布にも優しく簡単でおすすめです!

(あらためて「続けることができる簡単鉄分レシピ」も今後アップしていきたいと思います。)


鉄分の吸収を助けてくれるのはビタミンC(果物や野菜)、そして阻害するのは食品添加物の一部だといわれています。

かんたんにまとめると・・・発酵食品で腸を整え、バランスよく食べて、インスタント食品に頼りすぎない(食品添加物を摂りすぎない)。

貧血予防の食事を心がけるとほかにも心身に良いことが起こりそうです(^^)