いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。
今年の秋から冬にかけて、臨床心理士さんの育児に関する連続講座を受けました。
先日無事に最終日を迎えることが出来ました。
育児書のような話ではなく、子ども一人一人の個性・成長に寄り添って、しっかりと観察することを大切にしていました。
ワークもたくさんあり、大変勉強になりました。
とにかく基本は親も子も「自分を大切にすること」。
その中で最後にこんなお話を聞きました。
好きな食べ物を思い浮かべながら両手を前にならえのように出して力を入れます。
そして別の人が、前にならえしている腕の上から力を入れて、手を下げようとします。
嫌いな食べ物を思い浮かべた時との比較をすると・・・
好きなものを思い浮かべた時は手の力はしっかり入っているのに、嫌いなものを思い浮かべると力が入らず、簡単に動かされてしまいます。
つまり、好きなものを思うと体の軸がしっかりして必要な力を出すことが出来るそうです。
私は普段から無駄なところに力が入りすぎているのですが、必要なところに力が入れられない気がしていたので、ハッとしました。
食事でも、栄養のことを考えて食べるだけではなく、
楽しく美味しく好きなものを食べることが健康には大切、と言われている意味を改めて考えました。
好きなものを素直に好きと言える気持ちは、「自分を大切にすること」。
今、子どもは何を「好き」なのか、、、大切にできているだろうか。。。
親の好みの目線でジャッジすることや、安易に正しいとか正しくないとかで判断したり否定することをやめて、フラットに見たいし、よく知りたいと思いました。
そして自分自身の「好き」もしっかりと感じて、心も体も自分軸を持ちたいと思いました。