いつもこうしん堂ブログ ホメオパシースペースClear Skyを
お読みいただきありがとうございます。
先日、草木染のワークショップに参加してきました。
今回は「苅安」と言う植物で、干して乾燥した植物を煮出して
その液を使用します。
煮出している間の香りは漢方のようでとても落ち着きました(*^^*)
まるで漢方の入浴剤が入ったお風呂に浸っている感じでしょうか。
煮出した液は茶色が買ったような色で
布を漬けてもすごく強い色にならないのですが
媒染するとはっきりとした色に変化します。
今回の媒染は椿の灰の灰汁と木酢酸鉄を使用しました。
同じもので染めているのに、
椿のほうは鮮やかな黄色
鉄のほうはカーキのようなグレーに黄色が入ったような色に変化し
びっくりです(^^
重い金属を使用するほど、暗い色になるようです。
「苅安」はススキの仲間で月の色に染まると言われるそうです。
植物の持つ力が目に見えて感じることができるワークショップでした。
昔の人は植物の特徴や薬効なども加味して
染めを行っていたのではないかとのお話しもあり
手間のかかるアナログな工程を経ることも
大切な時間だなと思います。