お読み頂き有難う御座います。
先日、お客様より「蓮根:れんこん」を頂きました。

とても立派で、下さいましたお客様に感謝・感謝です。
調理をして、出来上がったのが↓↓↓↓

「蓮根:れんこん」は、薬膳では
味は、甘 性は、寒 帰経は、心・脾・肺
となっています。
体の渇きを潤し、余分な熱を冷ましてくれます。
そのため、のどの症状にもよく使われ、消化管症状では、
慢性的な下痢などにも使われます。
私もご相談のお客様にお勧めしております。
私は、食感がとても好きですし「陰虚:いんきょ」体質
であるので、体も欲しているのだと思います。
家族の中で、誰よりも食べました。
漢方では「蓮子:レンシ」という生薬があり
蓮の成熟した種子を乾燥したものを言います。
味は、甘 性は、平 帰経は、脾・腎・心
と書かれています。
消化栄養代謝を補い、下痢を止める
心を養い気持ちを安らげる
他にも書かれていますが、分かりやすいのはこんなところ
かなと思います。
漢方処方では「蓮子」が処方の名前の中に入った
「清心蓮子飲:セイシンレンシイン」という方剤があります。
漢方は、自然の恵みから作られる天然のお薬です。
もちろん、使い方を間違ってはいけませんが・・・・
漢方には漢方の物差しが御座います。
そのことをご理解頂き、専門性の高い薬局や医療機関での
ご相談をお勧めします。
という事で、本日はここまで
また水曜日に・・・・
和歌山の漢方相談薬局
ジョイントキュア こうしん堂薬局
中尾 行宏