湿度と暑さを感じる季節・・・・
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読みいただきありがとうございます。
先日のブログで、「胃腸障害」などが増える季節と
書きましたが、今回はここに触れていきます。
胃腸とくれば、東洋医学では「脾」になります。
脾は、「湿」を嫌がります。
これからの季節というか、特に私たちの日本は、
この暑さとともに湿度の高い季節となるので、
特に注意が必要です。
「脾」は、元気をつくる五臓でもあるので、ここが
弱ってしまうとエネルギー不足になりバテてしまいます。
熱くなると、適度な水分が必要になりますが、過剰な
水分は、「湿」となり「脾」をよわめます。
「脾」が弱るということは、消化力もよわくなるという
ことになります。
そうすると、流し込むような食事になります。
それがまた湿度がたまるという悪循環になります。
これが、「夏バテ」になっていく一つの要因です。
もちろん、前回ふれた「睡眠のトラブル」もそこに
つながっていきます。。
前回の繰り返しになりますが、熱をたまらないようにしたり、
たまった熱を外に出していくことは、大切な夏の「養生」
になりますし、必ずやってくくる「秋」をうまく迎える
ことにつながると思います。
ということで、今回はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-05-15 09:00:00
ついに「令和」スタート
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読みいただきありがとうございます。
「令和」の時代がスタートしましたが、「平成」時代同様
こうしん堂を、よろしくお願い申し上げます。
さて、先日のブログで、「立夏」についてお話させて
頂きましたが、まさに暑さを感じる日が増えてきたように
思います。
まだ少し先になりますが、暑さが増してきますと
「睡眠のトラブル」「胃腸障害」「そして皮膚トラブル」
などが増えるように思います。
熱くて寝苦しく感じた経験はあると思います。
体や心に熱がたまることが原因の一つと考えられます。
ということは、熱をたまらないようにしたり、たまった
熱を外に出していくとよいと思います。
こんな時、旬の食べ物が役に立つと思います。
東洋医学では、苦みは、熱をさましてくれます。
また、旬の野菜なども食性が、「涼」や「寒」の
ものがたくさんあります。
苦瓜「ゴーヤ」は、その苦みから熱をさます力があると
考えられていますし、「トマト」や「ウリ系」の野菜は
寒や涼に分類されています。
さらに、ウリ系のものは「利水」のちからもあると
言われています。
水分代謝をよくし、時に水分を体から出して、
熱もすてることが出来ます。
男性の方は、特に尿をだして「身震い」
なんて経験したことがあるのではないでしょうか?
同様に、「大便」も熱をもっていってくれるので
余分な熱を捨てる時には有効です。
その証拠に、下剤として使われることもある「大黄」の
薬性は「寒」なのです。
皆様も、旬のものや日々の食べ物の「食性」について
考えてみてください。
ということで、今回はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-05-08 09:00:00
もうすぐ「立夏」・・・・もう「立夏」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
ずいぶんご無沙汰の更新となってしまいました。
3月に、祖母が享年100歳で永眠し、その後の様々な
ことがらで、更新が後回しになってしまいました。
先日、満中陰の法要も無事させて頂き一息つくことが出来ました。
そして、やっとブログを書くことができました。
5月以降、気持ちをあらたに引き続きブログを
かかせていただきたいと思います。
これからも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」
よろしくお願い申し上げます。
ということで、今回は「立夏」についてです。
暦の上では、もうそこまで夏が来ています。
その準備が必要となりますし、そのためには「春」の
過ごし方が大切だと言われています。
とくに、いまはこの季節の「土用」でもありますので、
胃腸「脾」の上部でない方は、注意しておいてください。
ちなみに今年の「立夏」は、5月6日です。
ということで、本日はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-04-24 09:00:00
二十四節気の「啓蟄」はご存知ですか?
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
二十四節気については、今までもその都度書かせて頂き
ましたが、今回の「啓蟄」については、あまり触れた記憶が
ないので、書かせて頂きます。
ちょっと先の話ですが、今年は3月6日がその日です。
「虫たちが、冬眠から目覚めて出てくるころ」とされています。
まさに春をイメージできる、動きのある頃です。
先日、春は「発陳:はっちん」について書かせて頂きましたが、
それを、イメージするそんなころです。
私たち人間も、さあー動き始めましょう!!
ちょっと内容が、少なかったので追加です。
先週もこうしん堂では、「ご妊娠のご報告」を
頂きとても嬉しかったです。
また、十分な改善により漢方を「卒業」して頂いた
お客さまもおられました。
新しく、ご相談にお越し下さったかたなどなどです。
このブログをお読み頂いている方や、家族・お友達が
健康のことで、お悩みのようでしたら、
ぜひ、「こうしん堂」で・・・・
ということで、本日はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-02-20 09:00:00
「春の養生⇒発陳」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂き有難うございます。
月曜日には、「立春」を向かえ、暦の上では「春」の
始まりです。
春の陽気のためなのでしょうか?「ふわふわ」させられる
というご相談も今週何度か耳にすることがありました。
春は「風」と関係が深いので、なんとなくつながる症状
ではないかと考えています。
先日、お喜び頂きましたお客様に、痛みと痺れが、
ずいぶん改善したと喜んで頂きました。
また、少し前まで手術も考えていたが、腱鞘炎が改善して
とても嬉しいというお声も頂きました。
このような症状でお悩みの方がおられましたら、是非
一度ご相談いただければと思います。
お役に立てることも少なくないと考えております。
まずは、ご相談下さい。
それでは、春の養生についてお話していきます。
春の三ヶ月は、「発陳:はっちん」といい、冬の間隠れて
いたものが、活動的になり始めるころで、陽気が多くなり
私たちも人も陽気が盛んになります。
心身ともに、のびやかに活動的になっていってよい季節と
されています。
この時期に、静かにしていることはよくないと
されています。
いかがでしょうか?何かやってみようと思って
おられる方は、行動に移して「さあ、やってみましょう!」
という事で、本日はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-02-06 09:00:00