本日のこばなし「ハトムギ」 について書かせて
頂きたいと思います。
ハトムギは、薬膳素材としても・化粧品に使われる素材
としても大変ポピュラーです。
医薬品として使用される際は、「ヨクイニン」といわれます。
このヨクイニンは、西洋医学・東洋医学を問わず
幅広く使用されています。
特に「皮膚科」では「みずいぼ」に
よく使われます。
ではこの、ヨクイニン・ハトムギは、薬膳や漢方では
どのようにとらえられているのでしょうか?
ヨクイニンは、
性は、微寒
はたらきは、利水滲水 健脾 除痺 清熱解毒
帰経、脾 胃 肺
と書かれています。
少し今の言葉で表現すると
・服用することで、わずかに体を冷やしていまいます。
・水分の巡りをよくして、消化機能をたすけ、
痛みをのぞき、熱による悪さに働きかけます。
・得意とする五臓六腑は、消化機構や、呼吸器・皮膚など
と読み取れます。
なるほど・・・・・
なので、「みずいぼ」や「化粧品」に使われるのだ
ということが見えてくるのでは、ないでしょうか?
とってもポピュラーでなじみ深いこの「ハトムギ」
多くの使い方があります。ぜひご活用下さい。
次回ももう少し「ハトムギ」について書かせて
頂きたいと思っています。
では、また次の水曜日に!!