こんばんは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
今日は、大変有名ですが
金子みすゞさんの詩
「わたしと小鳥とすずと」
を紹介したいと思います。
「わたしと小鳥とすずと」
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
ものごとを一方からしか見ないのは
偏った見方、偏見になってしまいます。
広い視野で、両面から見ると、
色んな良さが見えてくることも
多いのではないでしょうか。