こんばんは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
本当にありがとうございます。
今、フェイスブックやネット上で注目されているという、
田口久人さんの『どちらでもいい』という詩を
友人に教えていただきました。
素晴らしい詩だと思います。
お坊さんとしての感想を述べさせていただくと、
仏教の、執着するな、こだわるな、という教えと、
「正見(しょうけん:ものごとを正しく見ること)」、
「中道(ちゅうどう:両極端をはなれること)」の精神を
思い起こさせるところがあります。
が、せっかくですので、
初見の方はみなさん自身で味わってみてください。
以下に紹介します。
『どちらでもいい』
友達は多くても少なくてもいい
本音を話せる人がいるなら
年収は高くても低くてもいい
幸せに過ごせるなら
家は広くても狭くてもいい
自分に合っているなら
モノを増やしても減らしてもいい
大切なものがわかっているなら
頭が良くても悪くてもいい
まわりを喜ばせられるなら
性格は明るくても暗くてもいい
個性の1つだから
化粧は厚くても薄くてもいい
自分の魅力が伝わるなら
子供は褒めても叱ってもいい
愛情が伝わっているなら
夢は小さくても大きくてもいい
叶えられるなら
人生は短くても長くてもいい
本当に後悔をしないのなら