冷え症に温灸
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」をお読み頂きありがとうございます。
ずいぶん寒さも強くなってきましたが、お風邪などひいて
おられませんか?
少し前には、当店でもお風邪のご相談がございました。
また、寒さのためか「温灸」のお買い求めでお越しいただく
かたも増えてきております。
温灸に関しては、「温灸ブログをみた」とご来店時に
お話頂きますと、お一人様1回に限り体験して頂ける
キャンペーン中です。ぜひともこの機会に、温灸の
気持ちよさを体感してみてください。
またこの季節には、冷えでお悩みのお客様からご相談
頂くことも多くなります。
「冷え」=「この漢方」というわけにはいきません。
決して簡単ではないですが、しっかりとお続け頂くことで
良い結果につながる方もたくさんいらっしゃるので
ぜひ、ご相談ください。
またご相談のさいに、冷え性であるが、暖房などの
入ったところにいくと、のぼせてしまったり、気分が悪く
なったりするかたも、少なくありません。
しっかりと体質のお話を伺い、ご提案をさせて頂きます。
冷えは、万病のもととも言われるように体調に大きな
影響をあたえてしまいます。
また、体温が1度あがれば免疫力も・・・・と言われるように
とてもとても大切です。
ゆっくりと、お風呂に入るのもよいと思いますし
薬膳的に、体を温める素材をとりいれて漢方同様に
内側からのケアをすることも大切かと多います。
以前もお話したように、首元を冷やさないようにすることも
感冒の予防につながりますので、ぜひお試しください。
それでは今週はここまでです。
また来週水曜日に・・・・
2015-10-28 09:00:00
ただしい「思い」
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
「八正道」の話のつづきです。
今日は第二、「正思惟」について
「正思惟(しょうしゆい)」とは、
正しい思いを持ちなさい、ということです。
われわれの心は、自由なようでも、
実は生まれてきてからこれまでの経験、受けてきた教育などによって、
自然と好き嫌いができてしまっています。
自分の感情に支配されてしまっています。
そのことを理解して、正しい思いを持つことが大事です。
人間の欲望は果てしないので、
その「貪(むさぼ)り」の心から、
過大な欲望や怒りが生じてしまいます。
それらの心を起こさないようにすることです。
有名な『七つの習慣』という本の
第一の習慣に「主体的であれ」
という項目があったかと思います。
そこには、なにか物事が起きたとき、
例えば見知らぬ人にぶつかられた時、
どう行動を起こすか、
例えば怒鳴り散らすか、
笑顔でそちらは大丈夫ですか?と聞くか、
その起きたことに対する「行動」は自分が決めることができる
といったようなことが書かれていたように記憶しています。
怒りにまかせた行動をとるのではなく、
その後お互いにとってよい結果を生む行動をとろうとする。
その心の持ち方は「正思惟」ではないかと思っています。
今回もよく使う言葉に言い換えてみますと、
「自己中になるな」ということだと思います。
われわれが最ももちやすいといってもよい、
自己中心的な思いをもってはいけないということが
「正思惟」ということだと考えています。
2015-10-27 07:15:45
建物も身体も、基礎は大事
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
「食べたものが身体をつくる」と言われます。
しかし、病気を治すうえで残念ながら、食べ物は万能ではありません。
食事を変えたからと言って、
お薬や手術のように、すぐに身体に変化がおとずれることはあまりありません。
食べ物は身体に入ってから消化吸収されて栄養が行き届くわけですが、身体はひとりひとり違いますから、反応も異なることがあります。
同じように食べても太る人もいれば変わらない人もいますし、栄養素も足りる人もいれば足りない人もいます。
しかし、自分に合った身体のためを思った食事を意識して摂り続けることで、少しずつかもしれませんが身体は確実に変化していくことも確かです。
健康な身体を作るためには、食事の面で、「継続は力なり」という言葉がよくあてはまります。
最近ニュースでマンションの傾きが問題になっています。
基礎工事に不備があるようです。
食べるものも同じだと思いました。
いくら上に建つものを良くしても、基礎がしっかりしていないと傾いてしまいます。
この基礎をしっかり作り上げるもののひとつが毎日のごはんです。
自分をいたわって、しっかりと基礎を作り上げた身体は「なんだか調子よく」なっていきます。
少しバランスを崩しても、もとに戻りやすくなります。
時には羽目を外しても、調整する力と継続することが大切です。
自分の身体をいたわる食事を忘れずに毎日過ごしていくと、身体は気づいた時にこたえてくれると思います。
ゆったり構えて、その時を楽しみに待って、継続していきましょう。
今週も読んで下さり、どうもありがとうございました(^^)
2015-10-26 08:00:00
柿が赤くなると、医者が青くなる
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂き、ありがとうございます。
ここ最近は、水曜日の更新にならず自分自身なんだか反省です。
しかし、それでも更新は続けていきたいと思いますが、
これからも、ぜひのぞいてみてください。
さて、今回のテーマですが深まってきた秋について
ふれてみたいと思います。
このころを、霜降「そうこう」と言います。
今年は、10月24日だそうです。
「露が陰気に結ばれて、霜となりて降る」という意味があるそうです。
そしてこれが、二十四節気の秋の最後です。
次は、立冬につながっていきます。
なので、来週は立冬にちなみそして11月のことについて
ふれていきたいと思います。
とはいえ、本日は秋がテーマです。
そこで、こんな言葉を書かせて頂きたいと思います。
皆様もご存知でしょうか?
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」
この季節になると、人々は病気にかかりにくくて・・・・
といういみだそうですが、現在ではこのような感じでは
ないように思います。
これは、秋は収穫の季節ですので栄養状態も良くなる
なんてことも関係しているのではいうお話も耳にします。
実際、柿はビタミンCが豊富なので、かぜの予防に
よかったのかもしれません。
和歌山は柿のとてもおいしい産地です。
なので和歌山発信のこうしん堂としては、ご紹介できて
うれしいです。
食べ過ぎは良くないですが、和歌山の柿ぜひ・・・・
それでは、本日はここまでまた来週水曜日に・・・・
2015-10-22 15:30:00
みぞおちを緩める
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
先日行ったセミナーで、人はみぞおちに色々な物をためていて、硬くなっている人が多いという話がありました。
不必要なこだわりや、感情がたまっていて、色々なセラピーをする上でもみぞおちが緩んでいないと中々手放せなかったり、深く入れなかったりするそうです。
でもここは誰でも急所でもあるし、強く押すと嫌な場所ですよね。
無意識に触られないように守る場所でもあります。
なので、そっと、ふわっと触れて、自然と緩むのを待つようにすると良い場所だとか。
自分でするときは、両手の中指を、そっとみぞおちにあてて、ゆっくり息を吐いて前かがみになると良いそうです。
私もやってみましたが、初めは突っ張った感じでしたが、息を吐くごとにたまったものが出るような気がして、みぞおちが緩んですっきりしました。
この時、窓を開けてやる方が良いと思います。
体の中のこわばりや、つまりを取って緩めると血液の流れや、気の流れ、エネルギーの流れが良くなるので、免疫も上がり、元気になります。
体が元気になったら、気持ちも元気になって、今まで気になっていたことが気にならなくなったり、出来なかったことがすっと出来るようになるので、体を緩めることは本当に大切ですね。
2015-10-22 09:14:16