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こんにちは。
今週も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださり、どうもありがとうございます!
今日は「おかゆ」について書きたいと思います。
和歌山では茶がゆを食べる習慣がありますよね。
白がゆも「おかいさん」と呼び親しまれていると思います。
先日、薬膳のセミナーを受けて勉強してきました。
管理栄養士として持っている栄養の知識や考え方とは違う角度から「食事」を考えているのですが、納得できることばかりでとても良い勉強になりました。
そこで、疲れた時に食べる滋養強壮食として「おかゆ」がよいというお話を聞きました。
おかゆといえば、風邪をひいたときやおなかをこわした時、入院した時など・・・いろいろなイメージを持っていました。
たまに食べてはいたのですが、「そんな重病じゃないから」という意識があって、結構なしんどさがないと食べることはありませんでした。
しかし、そうでなくとも「おかゆ」は素早くおなかに元気をつけてくれるので、おなかが弱い人はもちろん疲れた時、疲れがたまっている時などにはとてもおすすめなのだそうです。
私自身疲れがたまってつらいので、おかゆへの先入観と抵抗?をとりのぞいて、毎日主食に食べてみました。
するとやはりおなかの調子が整います。
おなかの調子が良いと、元気がでます。
食べた後に変な苦しさがなく、すっきりとします。
今までは気づいていなかったのですが、食べた後にいつも胃もたれしていたことがわかりました。
食事をすることでさらに、余分な疲れをためていたようです。
おかゆを作るときはお米からでも冷や飯からでもよいのですが、さらさらの水と米が分離したタイプではなく、とろみがついたお米が花開いたタイプにすることがポイントです。
サラサラタイプは余計に胃腸に負担がかかります。
おかずもしっかりとよく噛んで食べましょう。
私は山芋を加えて、山芋のおかゆにしてみました。
山芋のムチンという粘り成分は胃の粘膜を保護してくれる働きがあります。
山芋にはその他にも糖質の消化吸収を助けてくれる酵素も含まれています。
薬膳的にも疲労回復や滋養強壮に良い食材だそうです。
小さな土鍋でおかゆをコトコトと焚いている時間が楽しみの時間となりました。
皆さんも疲れがたまって元気が出ないとき、おなかの調子が気になるときにはぜひおかゆを試してみてください(^^)
予定日が近づいてくると、いつ産まれてくるのかとても気になってきますよね。
産まれてくるタイミングは誰にもわかりません。未来は分からないものだからです。
陣痛がどういう時に起きるんだろう、こういうことも気になったり、破水したらどうしようとか色々考えますが、よくテレビで見るように、急に来ることはそうそうありません。
陣痛も破水も、少しリラックスした時に起こるからです。
緊張しているときは来ないことが多いです。
そして産まれてくるタイミングは、絶妙です。
赤ちゃんは全部わかっているのですね。
先日の自宅出産も、立ち会いたい義理のお母さん、実のお母さん、そして旦那さんの休みピッタリに産まれてきました。
今朝の赤ちゃんは、夜中に陣痛来たのですが、朝になってお父さんとお姉ちゃんが起きてきたタイミングで強くなって産まれました。
赤ちゃんは立ち会って欲しい人を選ぶんですね。
そしてタイミングをしっかり見ています。
時に、お母さんが産むのをためらったり、色々考えてることが伝わっていつ産まれてきていいか分からなくなることもあるそうです。
命が産まれる瞬間は、私たちが頭(左脳)で理解できることを超えたところから起きます。
命にゆだねて、命を信頼して、ちょうど良い時においでねと赤ちゃんに伝えてあげてください。本当にそう思って伝えた時は、きちんと赤ちゃんに届きます。
そして産まれるときもそうですが、死ぬ時も人はタイミングを見て、一番良い時を選びます。人は生まれた時から一歩ずつ死に向かって進んでいます。
死も新しい世界への誕生の瞬間ですね。