ごはんの思い出
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
今日も「管理栄養士の食事ノート」をのぞいてくださりありがとうございます!
先週はブログをお休みしてしまい、申し訳ございません。
今日は一人一人にある「ごはんの思い出」のことを書きたいと思います。
みなさんの思い出の中に、ごはんや食べることにまつわることたくさんあると思います。
たとえば私の場合・・・
父がとても食いしん坊で、よく子どもの私のおやつまで食べてしまったこと(笑)
兄もいたので食べるものを取られた記憶が残っています。
お鍋などをすると、食べたいものはすぐにとられてしまいます。
(とった人達は覚えていないようですが・・・(^^; )
悔しくて、誰かにとられないように時には隠れてこっそりと、そして食べたいものは素早くたくさん食べようとする癖がついてしまいました。
大人になった今でも「とられる」気持ちが残り、もう誰にもとられないのに、早く食べなくちゃ!って思うことがしばしばあります。
特にデザートは「食べるの早いね~」と言われることが多々あります。
そんな時、昔の気持ちに縛られていることに「はっ」と気づくと、心が解放されてゆっくりと自分のペースで適量食べられるようになります。
ダイエットや食生活改善をしようとして、いろいろな情報を得て、「あとは実行のみ!」なのにうまくいかない時、ご自分の「ごはんの思い出」を振り返ってみると自分の心の奥を覗くことができ、何かヒントになることがでできます。
たくさん知識はあるのに、なかなか上手くいかない時、みなさんの「ごはんの思い出」を一度ゆっくりと振り返ってみてください。
うまくいくヒントは自分の中にあるかもしれませんよ。
話は変わりますが、寒くなってきたので、おでんを作りました。
ごく普通のおでんですが、、、子どものころ寒い季節に母が作ってくれ、食べて温まった、思い出の母の味のおでんです。これを食べると、体だけでなく気持ちもあったまります。
今週はとても寒くなるようですので、皆様あったかいものを食べて風邪などひかないようにしてくださいね。
2014-12-01 08:00:00
チャクラを実感する
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもスタッフブログ 「ホメオパシスペースClear sky」をお読みいただきありがとうございます。
先週はご連絡なくお休みし申し訳ございませんでした。
最近、いろいろな本を読んでいるのですが
今一番のお気に入りは・・・チャクラについて書かれている本です
(キャメロン・メイス 7つのチャクラ 、 キャメロン・メイス チャクラで生きる)
チャクラのこと、聞かれたことありますか?
なんとなく聞いたことがあるという方、多いと思います。
私もなんとなく知っている程度で
たとえば
喉のチャクラは対人関係や自己表現に関係しているとか
眉間のチャクラは直感に関係しているとか
それくらいの知識なのですが
この本ではそれぞれのチャクラについていろいろな説明が書かれています。
ホメオパシーをしていて一番重要なのは・・・
似たものが似たものを癒す原理からレメディを選択するところなのですが
どのようにして選択するか?
いろいろな見方が必要になってきます
このチャクラからの見方がとても興味深く
患者様の症状をチャクラから見ていくのはもちろん、レメディの質を見ていく一つのツールだと感じています
私たちの体はエネルギーの部分と物質としての部分で出来ていますが
物質として存在しているのに、細分化していくとまるで霧のような存在だと言われます。
実感することはとても難しいのかもしれませんが
意識することが一番近道なのかなと思います。
チャクラはエネルギーが渦のようになって集まっているところなのだそうです。
そしてそれぞれに対する色があります。
チャクラの場所と色を意識することで
エネルギーの流れを実感することにつながっていく
ヨガのポーズもチャクラを活性化するようにそれぞれ作られたようです。
体の不調があると、心と体が分かれてしまっているのではと最近思います。
それは身体が霧のような存在であるからこそなのでしょう。
すこし意識をしてみる
不調と思っていた部分が変化するかもしれません。
2014-11-29 02:00:00
手を打てば・・・
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
先日、奈良でお坊さんの研修会がありました。
今日は、ご存じの方も多いかもしれませんが、
興福寺(こうふくじ)の五重の塔のふもとにある
猿沢の池(さるさわのいけ)で歌われたと言われる
歌を紹介したいと思います。
「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」
猿沢の池のまわりには旅館がたくさんあったそうですが、
旅行客が猿沢の池のそばの旅館でパンパンと手を打ったなら、
女中(じょちゅう)さん(旅館のお手伝いの人のことです)は、
お客が呼んでいる、注文をしてくれると思い、
大急ぎでやってきて、なんでしょう?と言います。
旅館の屋根にとまっていた鳥は、
鉄砲で撃たれたと思い、逃げてしまいます。
池を泳ぐ鯉は、餌がもらえるのかと思って集まってきます。
手を打つ音には変わりはありませんが、
聞く方の受け止め方はそれぞれちがう、
という話です。
同じ一つのできごとでも、
受け止め方が違えば、喜ぶことも悲しむこともできる。
つまり、私の中で、できごとのとらえ方によって
幸せをつくったり不幸をつくったりしている、
ということです。
受け止め方の中に幸せがあるなら、
幸せになれる心を自ら育てていくことが大事ではないでしょうか。
どんなことでも、広い心で、喜びや感謝の心で、
受け止められるようになりたいものですね。
2014-11-25 08:00:00
アレルギー性鼻炎(花粉症など) 2
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読みいただきありがとうございます。
前回、アレルギー性鼻炎(花粉症など)について冷えとの
関係をお話させて頂きましたが、温める薬膳素材について
書き込みできていなかったので再度書かせて頂いております。
薬膳素材としてよく利用されるのが、ショウガ・シナモンです。
また、ネギなどもよいと思います。
透明な鼻水がとまらないときは、五味子なんかも良いと思います。
五味子は、薬膳的には「収斂」といって「キュッ」としめてくれるような
感じです。
このように、普段よく使われるものの中でも冷え対策は
可能ですし、加えて冷えの季節以外から対策しておくことが
大切と考えております。
では、眼のかゆみや鼻づまりが強いときはどうすればいいので
しょうか?
もちろん、冷えからきているときはこの方法もつかえますが、
やはり症状が強いときは、漢方相談をぜひ検討してください。
自然界のものを利用させて頂く漢方でも、現在は医薬品として
取り扱われている植物もたくさんあるからです。
とにかく冷えは、気・血・水の流れを滞らせる原因にもなりますので
注意が必要なことをご理解頂ければと思います。
それでは、今週はここまでです。
また来週に水曜日に・・・・
来週は、風邪の予防について少し触れてみたいと思います。
2014-11-19 08:00:00
頭の悪い弟子
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
昨晩、しし座・おうし座の流星群でしたね。
くもり空でしたが、しばらく眺めていると、
ひとつ流れ星を見ることができました。
今日は、お釈迦さまの弟子の中で、
一番頭が悪く、愚かだといわれていた、
シュリハンドクという人の話を紹介します。
彼は自分の名前すら忘れてしまうほど、頭が悪かったと言われています。
他の弟子たちからバカにされていたシュリハンドクは、
自分の愚かさを嘆いて、お釈迦さまの弟子をやめようと思いました。
「お釈迦さま、私はあまりに愚かなので、
もう、さとりを目指すのをやめようと思います。」
すると、お釈迦さまは、
「自分を愚かだと知っている者は愚かではない。
自分を賢いと思い上がっている者が、本当の愚か者である。」
とおっしゃったそうです。
そして、お釈迦さまはこう続けました。
「おまえの一番大好きなことはなんだね?」
シュリハンドクは、
「はい、私はそうじが好きです」と答えました。
「そうか、おまえは多くのことを憶えられないようだから、
その大好きなそうじを一生懸命にやりなさい。」
「はい、それなら、私にもできそうです!」
「そうか、ではがんばるのだよ。」
お釈迦さまにそう言われてうれしくなったハンドクは、
1年、2年、5年、10年、20年と、ひたすらに掃除を続けていきます。
その姿勢に、はじめはバカにしていた他の弟子たちも、
次第に彼に一目を置くようになります。
やがて、お釈迦さまに言われたことを、
ただ黙々と、ひたすらやり続けるその姿に、
ハンドクを心から尊敬するようになりました。
そして、ついにハンドクは、
さとりを得ます。
「お釈迦さまわかりました。掃除をしても、掃除をしても、
後から、後から、ちりがあふれ、あかがついてきます。」
「それで、シュリハンドク、何がわかったのだね?」
「はい、私の心にも、ちりやあかが、後から後から生まれてきますが、
何度も何度も、それを掃き清めていけばいいのだ、ということがわかりました。」
お釈迦さまは、他の弟子たちにこう言いました。
「さとりを開くということは、
なにもたくさん覚えることでは決してない。
たとえわずかなことでも、徹底して行うことが大切なのだ。」
どんなことでも、真剣に一途に続けていれば、
本物になるということだと思います。
2014-11-18 08:00:00