いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読みいただきありがとうございます。
先日妻と「海獣の子供」という映画をみにいきました。
この映画は、もう一度みたいなと二人ではなしながら
映画館をでました。
私は、この映画を見ながら「天人合一」という言葉が
頭に浮かびました。
映画の内容のこともあるので、これ以上の内容については
なんとも言えませんが、「天人合一」についてお話します。
皆さんもご存じのこととは思いますが、
私は、このように↓習いました。
人間は、この宇宙の中の一部であると同時に、それ自体が
宇宙である。そしてそれは、人間は大自然の一部であり
それ自体が大自然そのものであると言う考え方です。
ゆえに、人間は宇宙や大自然のあり方に背いて生きて
いくことはできない。自然と調和し自然に生きていくことが
大切である。
科学は、目覚ましい勢いで進んでいるとは言うものの、
この大自然のことの多くはいまだに分かっていないとも
いわれます。
漢方は、自然観を利用した医学です。そんなところに
この医学の魅力を感じるのは私だけではないと思います。
このブログを見て下さる皆様もそのお一人ではないかと
思います。
お客さまによくお話しさせて頂きますが、
決して、漢方も古い考えだけでやっているわけでは
ありません。その考え方のなかで様々な試行錯誤がなされ
その時代の最先端の考え方が伝えられているのであると
思います。
ということで、本日はここまで
また水曜日に・・・・