こんにちは。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
昨日、こんなことがありました。
出先でお昼ご飯を食べようとお店に入り
注文を済ませて待っていたところ、
隣の席に、若いカップルが座りました。
「今どきの若い子」という感じで、
髪は茶色から金色、お互い向かい合って座っても
それぞれ携帯をさわっていました。
私が食事をはじめてしばらくすると、
その2人の元へも食事が運ばれてきました。
すると、その2人は、そろって、手を合わせ
小さな声で「いただきます」と言って
食事をはじめました。
私は少し驚いたと同時に、和やかな気分になりました。
同時に、人を見かけで判断してはいけない、
ということも感じました。
実は以前にも、同じような場面に遭遇したことがあり、
少し「いかつく」見えるお兄さんが、
手を合わせて「いただきます」と言っているのを見たり、
したことがありますが、
見かけで判断する、ということは、
いわゆる「決めつけ」や「レッテルを貼る」ということで、
仏教の説く「ありのままに見る」に反していることになるなあ、
と、気をつけなければいけないなと思わせてくれました。
少しとりとめのない話になってしまいましたが、
日常のできごとから、感じたことを書かせていただきました。