もうすぐ「立夏」・・・・もう「立夏」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」を
お読み頂きありがとうございます。
ずいぶんご無沙汰の更新となってしまいました。
3月に、祖母が享年100歳で永眠し、その後の様々な
ことがらで、更新が後回しになってしまいました。
先日、満中陰の法要も無事させて頂き一息つくことが出来ました。
そして、やっとブログを書くことができました。
5月以降、気持ちをあらたに引き続きブログを
かかせていただきたいと思います。
これからも、こうしん堂ブログ「漢方・薬膳こばなし」
よろしくお願い申し上げます。
ということで、今回は「立夏」についてです。
暦の上では、もうそこまで夏が来ています。
その準備が必要となりますし、そのためには「春」の
過ごし方が大切だと言われています。
とくに、いまはこの季節の「土用」でもありますので、
胃腸「脾」の上部でない方は、注意しておいてください。
ちなみに今年の「立夏」は、5月6日です。
ということで、本日はここまで
また、水曜日に・・・・
2019-04-24 09:00:00
木こりと旅人
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
今日は、イソップ童話から、こんな話を紹介します。
「木こりと旅人」という話です。
・・・・・・・・・・
ある日、旅人は山の中を歩いていました。
道中の山の中で、
一生懸命に木を伐っている「木こり」を見かけました。
そして夕方、同じ道を戻っていると、
朝見かけたのと同じ場所で、
汗をかきながら一生懸命、木を伐り続けている木こりがいました。
作業はあまり進んでいないようでした。
旅人がよく見ると、
木こりが使っている斧の刃は、ボロボロになっていました。
そこで、旅人は、
「木こりさん、がんばっていますね。
でもそれではあんまり作業が進んでないようだから、
いったん手を止めて、斧の刃を研いだらどうですか?」
と言いました。
すると、木こりはこう言います。
「なにを言ってるんだい、旅人さん。
刃を研ぐ時間なんてないんだよ、
木を伐るのに忙しくてね。」
・・・・・・・・・・
日々、忙しさで忙殺されていると、
気づけばこの木こりのようになっているかもしれません。
一度忙しさから離れて、
意識的に「刃を研ぐ」時間を作ることが大事だと思います。
疲れているなら、まずは休息をとることです。
そして、文化や、芸術、または自然に触れること。
さらには、みなさんが仏教の教えを聞いたり学んだりすることも
その一つになればいいなと思っています。
2019-04-23 07:50:52
現代の栄養失調問題
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。
今日は現代における栄養失調について、少し書きたいと思います。
少し前ですがテレビでも「栄養失調」について放送されていました。
「エンプティカロリー」って聞かれたことありますか?
時々、カロリー(エネルギー)が無い(少ない)ので太らない食べ物、と勘違いされていることもあります。
だたしくはカロリー(エネルギー)量は多いが身体に必要な栄養素があまり含まれていないことを意味します。
(上記は一般的な意味で、栄養学などではまた少し違った意味を持ちます。)
代表選手はアルコールです。
アルコールのエネルギーは分解されやすく、太りにくいから飲んでも大丈夫!という話も以前はあったようですが、もちろん摂りすぎると消費しきれず余分なエネルギーがたまりますし、おつまみも食べるので間違いなくエネルギーをしっかりと摂っていることになります。
ジャンクフードや精製された砂糖をたくさん使った食品も同じ仲間になります。
もうお気づきかと思いますが、現代の栄養失調とは、カロリー(エネルギー)量のことではなく、その他の身体に必要な栄養素不足のことになります。
(身体に必要な栄養とは・・・炭水化物・たんぱく質・脂質もそうですが、ここではビタミンやミネラルの不足が深刻と考えます。)
話は変わりますが、
昔と比べて今の野菜は栄養の量が違う・・・ってよく言われていますよね。
今の時代は昔よりも農薬や化学肥料を使って野菜を作るので、植物本来の生理機能が十分生かされずに育ち、野菜の栄養価が下がるそうです。
(有機野菜をあつかわれている生協の有機農業・微生物の専門の方が書かれた記事を参考にさせてもらいました。)
そして、食品の加工度が上がり添加物が多くなっていくとミネラルは一層少なくなります。
かといって、毎日の食事を作るときに使う野菜を無農薬や有機ばかりにするのは色々な意味で難しいし、加工食品も避けては通れないかと思います。
そしてその一方ではサプリメント市場は拡大しているそうです。
少し前までは食べるものをしっかり考えていればそんなもの必要ない!と一蹴されていたこともありますが、現代の食事情を考えると、それも選択肢の一つになるのではないかと思います。
(サプリメントや健康食品の中には粗悪なものも出回っていると聞きますので、信頼できるものを取り入れることが大切かとは思いますが。)
今の時代はエネルギーの摂りすぎ問題がクローズアップされ、食べる量やカロリー(エネルギー)を控えることをメインとした特集を多く目にします。
ですが、食べるものの質(栄養)やバランスを考えることを忘れては「栄養失調」におちいるので注意が必要です。
長くなりましたが、最後にもう一つ。
オーストラリアの牧場での話。
母親牛が子牛の世話をしないで死なせることが他発した時に、地元のカウボーイが「マンガン欠乏だ」と教えてくれて、岩塩を与えるとそれがピタっと止まったそうです。
マンガンは生殖機能の維持に関係があり、「愛情のミネラル」とも言われます。
現代の栄養失調、深刻化させてはいけないと思いました。
2019-04-22 08:00:00
青虫は一度溶けて蝶になる Part2
カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもこうしん堂ブログ ホメオパシースペースClear Skyを
お読み頂きありがとうございます。
以前に「青虫は一度溶けて蝶になる」という本をご紹介したことがありましたが、
最近また読み返しています。
この本は題名にとても惹かれて購入しました
さなぎから蝶になるとき
さなぎの中は、酵素を放出し、ほとんどの細胞組織を溶かすので
ドロドロの液体の液体となり、特定の筋肉と神経システムの部分しか残らないとのこと
一度、自分自身を溶かして新たな自分を構築するのだそうです
これは変化ではなく変容と言われます
「変容」という言葉は
パッ聞くと、変化とよく似た意味のように感じますが
変化との違いは、「後戻りできない」という意味が含まれていて
質的な変化が起こることをいうそうです。
英語で書くと
変化はChange
変容はTransformation
さなぎから蝶になる過程はまさにそのようなことが起こっています。
令和の時代に来月から入ります。
まさに、だれもが変容していく過程にいるんだなあと感じています
2019-04-12 13:41:25
「令和」
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ「お坊さんの1分説法」をお読みいただき
ありがとうございます。
昨日、新時代の元号「令和」が発表されましたね。
出典は『万葉集』巻第五の中にある
「梅花の歌」の「序」の一文、
「初春の令月にして 気淑(よ)く風和(やわら)らぎ
梅は鏡前の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」
であると、合わせて発表されていました。
この「令」という字は、はじめて元号に使われるそうです。
「令」という字には、「命令」の「令」といったように、
「いいつける」という意味と、もう一つ
相手を尊敬して言う語(令嬢、令夫人など)
という意味があるそうです。
そこから、やはり、
相手を敬うことから、「和」が生まれる
という意味にも解釈できるのかなあと、
個人的にですが感じました。
これからやってくる「令和」の時代は
お互いに、相手を敬い、思いやることで
和やかな時代になればいいなあと思います。
2019-04-02 08:00:00