お読みいただき、誠に有難うございます。
先週、少し腸内細菌層「腸内フローラ」についてお話をふれましたが
先日、テレビ番組のなかでこのことについて特集されていました。
とても興味深い番組でしたので、再放送などあれば
ご覧いただければと思います。
さて、今週は先週に続き、春の養生についてお話してみたいと
思います。
春は陽気が盛んになってきますが、この陽気をうまく
取り入れることがとても大切です。
そのためには、
「早起きを心掛け、自然界に増してくる陽気を頂きましょう」
朝起きれば、カーテンをあけて太陽の光を感じることは
とてもよいと思います。
もちろん食生活でも陽気をしっかりと頂きましょう。
食材としては、「ニラ」や「ネギ」「ニンニクなどは代表的で
手に入りやすいと思います。
またこの時期は、「酸味」を少なくすることも大切と言われています。
「酸味」は漢方では、収斂する力があると考えているので、「春」の
表にむかう力を閉じ込めてしまうことになるからです。
加えて、甘みのものを積極的にとって胃腸の働きを活発にすると
よいと言われています。
ここで甘みといっても、たくさんのお砂糖というわけではないので
お間違いなく・・・・
たとえば、薬膳素材では「なつめ」や「やまいも」などは、
その甘みの食材としてよく使用されます。
山芋は料理にも使いやすいですし、なつめもスープのお出しとして
つかったり、お茶などにブレンドしてもOKです。

ぜひ参考になさってください。
それでは、また来週水曜日に・・・・