程々とバランスよく
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」
をお読みいただき誠にありがとうございます。
先週はとても勝手な更新となり申し訳ございませんでした。
今週は頑張って書いていきたいと思います。
前回少し今週に続くような書き方でしたが、まずは
このブログを書き込んでいる本日19日は、
夫婦で、1日ファスディング(断食)をしていますので、そのことに
ふれてみます。もちろんファストザイムを使いながらです。
新月にと考えていた、このファスティング(断食)ですが、今回も
1日ずれてしまいました。
月曜日の予定でしたが、日曜日に美味しいコロッケなどを
頂きましたのでそちらを優先してしまいました。
ずい分慣れてきた感じで1日ファスティングができています。
このまま夜まで、そして睡眠までしっかりと続けていく予定です。
さて前回は。程々にそしてバランスよくというテーマで
塩分について、そして「鹹」と「腎」についてお話させて頂きました。
この「鹹:かん」というものを考えてみたいと思います。
この鹹は、「塩からい」だけの意味ではないと考えます。
塩やミネラルや海のものと考えるとよいと思います。
塩は、私たちは海からえられていたものと考えます。
今でも天日干しの塩には、
マグネシウムやカリウム・カルシウムなどの
ミネラルが入っています。このように本来
NaCl:塩化ナトリウムだけでなく、他のミネラルもとって
いたのです。とても大切なミネラルで、生命には欠かせません
これももしかしたら、1つの「塩」の摂り方の中でナトリウムの
偏りになってしまっているのではとも考えられるのです。
もちろん、ナトリウムは大切なミネラルで、なくてはなりません。
皆様も、すでに私が伝えたいことはお気付きだと思います。
すべては、「程々とバランスよく」であると再度お伝えして
本日のブログはここまでとさせて頂きます。
塩分に関わらず多くの食材や調味料についてぜひ
参考になさってください。
それでは、また来週水曜日に・・・・
2015-05-20 09:00:00
セミナーを終えて
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつも、こうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」をお読みいただき
ありがとうございます。
今週は、勝手な都合で水曜日の更新ができませんでした。
申し訳ございません。
なので、日曜日に更新させて頂くという
またまた勝手なことになっています。ご了承ください。
更新のまえに、
先週5月10日に、私も協賛している。健康快復協会にて
「漢方入門セミナー・陰陽五行説を中心に」
をさせて頂きました。多くの皆様のご参加とご質問を頂き本当に
ありがとうございました。
和歌山でのセミナーは久しぶりでしたので、和歌山からの発信を
と考えていた私にとってはとてもうれしい機会となりました。
この機会を頂いた、健康快復教会みなさまにも感謝でいっぱいです。
また、「気血水」などについてもお話できればと考えています。
その中で、バランスと程々ということをご説明させて頂きました。
セミナーでも触れましたが、塩分の取り方についてお話しました
過剰にとることは、よくないと言うことは誰もが知っている。
でも必要性について多くは語られません。
私は、その必要性も含めて、ご理解していただきそして
是非、その摂り方やバランスを考えていただきたいと思っています。
栄養素としては、「管理栄養士さんの食事ノート」に
近いうちにお願いしてみます。
塩分がなければ、人は生きていけないことはご存知でしょう!
そして、「塩」は塩化ナトリウムというものであると理科でも習います。
「ナトリウム」は、おしっこや汗には必要ミネラルであり、
血管内の水分の調整などにも使われます。
漢方では、五味といって五臓それぞれと関係が深い味を
分類しています。塩からさに代表される五味は「鹹:かん」といい
五臓の「腎」と関係が深いと言われています。
五臓の「腎」は、現在医学の腎臓そのものではないですが、
働きとして関係は深いです。
尿の生成とも関係が深いです。
塩分の取りすぎは、現在医学でも腎臓に良くないといわれます。
また腎臓がわるくなると、塩分は控えるように言われます。
漢方でも、五味はそれぞれの五臓に大切な意味をもつ味で
適度に摂取すれば五臓にとってよく、摂りすぎると五臓をいためる
と書かれているのです。
初めに書かせて頂きましたように、「ほどほど」がとても大切なのです。
長くなってきましたので本日はここまで
また次回、もう少し続けてこのことにふれていきたいと思いますので
よろしくお願いします。
2015-05-17 09:00:00
夏は、五臓の「心」
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
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お読み頂き、ありがとうございます。
今年のゴールデンウィークも最終日にですが、皆様は
良い休養が取れましたか?
私は、連休中に「セミナー」にも参加でき
また、お寺さんで「授戒」を受けさせて頂きました。
全てに参加できるとよいのですが、そうもいきませんでした。
しかし、お坊さんの「お説教」を伺い、先週書かせて頂いた
「休養」←今回は「こころ」のお休みをいただいたようです。
睡眠もしっかりと摂れましたのでとても満足な連休の最終日を
迎えています。
本日は、明日からのご相談に役立つことが出来る準備を
はじめていきたいと思います。
さて、本題の夏は五臓の「心」ですが、
すでに、以前も書かせていただいたことがありますが、
またまた、書かせて頂きます。
実は、本日は「立夏」なのです。
まだまだ、朝は涼しい日もありますが、すでに「夏」は始まったのです。
自然界はたえまなく動いていて、私たち人もその大自然の
動きにそって、養生していかなければいけないのです。
よく五月病といいますが、5月は、すでに「夏」で五臓の「心」
こころも揺らされます。なのでやはりこの季節は、「こころ」や
「睡眠」などに影響をうける季節でもあるのです。
そしてこの季節の五悪は、「熱」です。熱さが「心」に負担と
なるので、この「熱」や「暑」をうまくやり過ごす必要があるのです。
その知恵が東洋医学にあるのです。
詳しくは、今週日曜日5月10日に講師としてお呼び頂いている
勉強会があるので、その際に説明させていただきます。
ということで、今回はここまでです。
ゴールデンウィーク、食べ過ぎていませんか
「何かしないと!」とお考えでしたら、まずはここをクリックです。
ぜひご参考になさって下さい。
それではまた来週水曜日に・・・・
2015-05-06 10:00:00
休養
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」をお読み頂き
ありがとうございます。
本日は、祭日ですので少し更新が遅れてしまいました。
久しぶりに、ゆっくりと出来る休日です。
勉強会や勉強会の講師としてお呼び頂くので
5月・6月は、各1回だけ「日曜日」がお休みという感じです。
なので、本日とゴールデンウイークは、ゆっくりしたいと思います。
「養生」という言葉はよく耳にしますが、
とても大切なことです。生命を養うわけですから、健康と直結です。
とくに、セミナーをさせて頂く際、私は強くお話することがあります。
「養生」を考えるとき多くの方が、食事や運動を中心に考えます。
もちろんとても大切なことです。
しかし、とても大切な「休養」については意識していません。
先日より、自分自身が挑戦した「ファスティング」なども
胃腸の「休養」と考えますが、
ぜひ、胃腸だけでなくお身体⇒「こころ」と「からだ」の両方の、
休養をとらせてあげてください。
以前、お客様からこのようなお言葉を頂きました。
いまも、心に深く刻んでいます。
開局した当初、多くのお客様にお越し頂きたいと思い
「日曜日の営業も考えてみようかと思っている」と相談後お話しました。
それに対して、お客様より頂いた言葉は、
↓ ↓ ↓ ↓
貴方もしっかりと休みは頂きなさい!
休養も大切です。貴方が無理をして薬局に出てこられなくなると
困る人もすでにいるでしょう。
体調を整え、しっかりとご相談に対応する準備も貴方にとって
大切といわれました。
私は、「はっ」としました。セミナーではあれほど話していた「休養」
について、開局当初ということもあり気持ちばかりで忘れかけていたのです。
このように、健康に携わるお仕事をさせて頂いていてもちょっと
忘れがちになってしまうのが「休養」です。
ということで、生命を養う「養生」、その中で忘れられがちな
「休養」について、ひとりひとりにあった方法を考えてみてください。
世の中は連休です。お休みが続くこの時期だけにちょっと書かせて
頂きました。
それでは、今週はここまで
また来週水曜日に・・・・
2015-04-29 13:10:00
痛み
カテゴリ : [水]漢方・薬膳こばなし
いつもこうしん堂スタッフブログ「漢方・薬膳こばなし」をお読み頂き
ありがとうございます。
実は、月曜日に1日ファスティングをやってみました。
先月挑戦した、3日ファスティングに比べれば、余裕をもって
できました。
今回は、新月にと考えていましたが、19日は、「紅豆杉:こうとうすぎ」の
勉強会がありましたので、友人と会う機会もあり20日に実施しました。
研修会はとてのよい勉強になりましたので、
「雲南紅豆杉:うんなんこうとうすぎ」にご関心をお持ちのかたがおられましたら
ぜひ、いちどこうしん堂にご相談下さい。
さて、本日は「痛み」について少しお話したいと思います。
以前にも、ブログでお伝えしているかと思いますが、もう一度・・・・
漢方では、「不通則痛」という言葉がございます。
これは「気・血・水が滞ると、痛みが現れる」という意味です。
気・血・水それぞれに特徴的な痛みがあると書かれています。
「気」でおこる痛みは、張ったような痛みになり
「血」による痛みは、刺すようないたみで固定痛であり
「水」では、重い痛みと書かれています。
これを誘発する原因として、漢方では、「風」や「寒」など外的因子も
考えますのでとても複雑です。
ひとつの原因だけでおこるというより、複合していることが多いのも
事実です。
当店でも、腰痛・肋間神経痛・関節痛・リウマチによる痛みなど
様々な痛みのご相談を頂いております。
痛みで、お悩みのかた一度こうしん堂にご相談下さい。
それでは、本日はここまで、また来週水曜日に・・・・
2015-04-22 09:00:00