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ろうそくを灯す

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
こんにちは。
「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださりありがとうございます。

今回は食事のお話ではなく「ろうそく」のお話です。

最近、日が暮れるのもずいぶん早くなりましたね。

秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか?

我が家は夕食・お風呂を済ませた後に、少し照明を落として、ろうそくを灯す時間を設けています。

夜、子どものテンションが上がって落ち着かないときってありますよね。
そんな時に明かりを暗くして、一本のろうそくを灯し、皆で明かりを見つめると、自然と落ち着いてきます。

少しずつ少しずつ静けさを取り戻し、夜の世界に入っていく・・・そしてスムーズに眠ることが出来ます。

子どもが寝た後に大人だけで語らうときにも、ろうそくのともしびはいい仕事をしてくれます。

イライラした気持ちを静め、なぜか心の内を素直に語れるようになる、、、
キャンプファイヤーや暖炉の前での語らいが素敵なものになるのと同じような効果があると思います。

みつろうろうそくが好きで使っているのですが、以前から興味があったので今年はろうそく作りをしてみました。

同じことを何度も何度も繰り返して、少しずつ少しずつろうそくが出来ていく。

毎日はあわただしく過ぎていきますが、
物事って、こうやってゆっくりと時を重ねて出来ていっていいんだよな~、と穏やかな気持ちになれました。

火をともした棒状の一本のろうそくが、時とともに短くなっていく様子を見ていると、ゆっくりと時間が進んでいることを感じられます。

特に子どもはこうやって時の流れを感じることが大切らしいです。

燃えて短くなっていくろうそくが、時間の経過の感覚を子どもの内側に刻んでくれます。

デジタルの良さもありますが、たまにはアナログで五感を使ってみるのもいいものです。

来月にはクリスマスもありますし、お家でろうそく時間いかがでしょうか??

大人にも子供にもおすすめです(^^)
2023-11-19 08:00:00

秋ばてに・・・大人も子どももちょっとした手当

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
久しぶりの更新になってしまいました。

皆様お元気でしょうか?

今年は梅雨の湿気がひどく、その後猛暑となり、体調を崩されている方が大変多いようですね。

お恥ずかしいですが、我が家も家族全員が秋ばて状態です(+_+)

息子の周りでも体に疲れが残っている子が多く、体調を崩しているのみではなく、集中力が無かったり、クラスメートに冷たかったり、精神面で影響が出ている子もいるようです。

うちの息子も体調が悪く、アレルギーで咳が続いたり、便秘になったりして、学校でもイライラしがちな様子。

そこで、手足やお腹を触ってみるととても冷えていたりします。

お腹にしばらく私の手を当ててあげると、ふっとゆるんでおトイレで排便したり・・・

そして足湯で温めてあげるとリラックス出来てとてもいいです。

たらいにくるぶしくらいまでつかるようにお湯を入れて、いい香りのバスミルクや精油をたらして両足をあっためてあげます。

ですが、冷えがひどいときは足湯をしても足先が少し温まっているだけでふくらはぎや体の中心部を触ってみるとまだまだ冷たいことも。

そんな時は、膝に湯たんぽを乗せて、追加で足湯をしてあげるとよく温まります。

子どもだけでなく大人もおすすめです。


夏休みが終わり、お腹もお疲れかと思います。

我が家では「梅しょう番茶」を飲んでいます。

梅しょう番茶は疲労回復・胃腸強化・冷え性・下痢などによいといわれています。

自然食のお店などにお湯で溶かすだけのチューブタイプのものが売っていたりしますが、梅干しと醤油としょうが汁と三年番茶で作ることが出来ます。
(梅干しや醤油は添加物に頼らない製法のもので。)

体の疲れや不調がひどいときは朝晩飲んでもよいかと思います。

子どもも薄めてのませてあげると最初は酸っぱくて嫌がることもありますが、体になじむのでだんだんとよく飲んでくれるようになります。


息子の話ですが、以前、体調不良の時に自分から「足湯はしないの?」と言ったり、番茶に梅干しを入れたりすることがありました。

その時、「自分の不調を自分で癒す力につながっている~!」と感心しました。

私はつい自分の体の声を無視して手当しないで体調を崩すタイプですので、ちょっとうらやましくなりました(^_^;)


どちらもちょっとした手当なのですが、やってみると体が喜ぶのがよくわかりますよ♪

2023-09-25 08:00:00

夏休みですね☆

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いよいよ先週から夏休みが始まりましたね。

我が家の小学生も夏休みです。

この時期、インターネットでいろいろなブログ・記事などを読んでいると、まるで世の親たちを困らせるものの代名詞のような「夏休み」(笑)

リアルに身近なママさんたちの悲痛な声もこの時期によく聞きます(^_^;)

「三度の食事の用意が大変!!」、「給食ありがたい!!」、「子どもがずっと家にいてしんどい」、「だからお出かけたくさん予定して、お金も大変~」

など、いろいろな嘆きが毎年長期休みに入ると聞こえてきます。(わかりますよ~)


そんな「恐怖の夏休み!」と思っていらっしゃる親御さんに、今回、ちょっと肩の力を抜いてもらえることを伝えられたら・・・と思いました。

「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴
 
こちらのタイトルの本を読まれたことはありますか?

料理研究家の土井善晴先生の本です。

以前こちらのブログでも一度紹介させてもらいましたが、ぜひ皆様に読んでいただきたい本です。

タイトルだけで癒されませんか(笑)?


本の中で「ハレ」と「ケ」について書かれているのですが、私たちの今の生活はあまりにも「ハレ」に傾倒しすぎている、と感じます。

「ハレ」の食事と「ケ」の食事を分けて考え、毎日繰り返される普段の食事(いわゆる「ケ」の食事)は凝ったものではなく、一汁一菜の繰り返しでよい。

毎日の食事は食べてすぐ「わぁ美味しい!」もの(ごちそう)である必要などない。

本の内容は私の文章ではとても伝えきることは出来ないのですが、日常繰り返される家庭での料理についての考え方としてあまりにも本質を見抜かれています。

華やかな「ハレ」や映えに、疲れている方に。

我が家も数年前から参考にさせていただき、何はなくても、五分つきの玄米ごはんと本物の味噌を使ったお味噌汁、梅干しに助けられています。

そんなので子どもが喜ぶ?という声が聞こえてきそうですが、「ケ」の毎日でそうそう喜ばす必要はありません。
ぜひ本を読んでみてくださいね。


余談ですが、子どもの毎日についても同じだなぁ・・・と思うお話を、つい先日教えていただく機会がありました。

繰り返される日常の中で(特に幼い)子どもは最も成長するそうです。

長期休暇では、非日常的なレジャーや遊びにたくさん連れて行かないと!とどうしても肩に力が入ってしまいますよね。

レジャー=経験・良い刺激、だと思いすぎないこと。

毎日繰り返し行われる日常での活動を大切にすること。

与えすぎず暇を作ることで子どもの中から湧き出るものが見えてきます。


それをお聞きしてから、我が家もここぞとばかりに(笑)子どもに退屈させてみました。

「子どもは遊びの天才」とよく言われるとおり、ほおっておくと、大人から見ると何もないようなところから、どんどん遊びを創り出していきます。

子ども本来の持っている創造する力を育てる機会を奪ってはいけないなぁとしみじみ思いました。

家庭での仕事(いわゆる家事)からも、どんどん学び取って、たくましく自立する力に変えていくのを感じます。

「ハレ」のレジャーと「ケ」の退屈な毎日。

モノゴトも食事も、引き算することで本当の意味での人間力が育つのかもしれませんね。

我が家も「ハレ」と「ケ」のいいバランスで夏休みを過ごしたいと思います!
2023-07-24 09:00:00

生命力のあるたべもの

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
我が家の家庭菜園

少し前の写真になりますが、玉ねぎとじゃがいも、うすいえんどうです。

手前のマルチのところは、夫がチャレンジ中の「菌ちゃん野菜」の育て方でじゃがいもを育てています。



「菌ちゃん野菜」、ご存知でしょうか?

腸活に関心のある方は「菌ちゃんふりかけ」でお馴染みかもしれません(^^)
説明長くなるので、興味を持たれた方はぜひ検索されてくださいね♩

ミネラルをしっかりと含んだ生命力のある野菜を育てたい!
と、何やら楽しんでおります(笑)

まだまだチャレンジ中で失敗しながら頑張ってくれています。

玉ねぎも力強く成長してくれて、我が家の食卓を潤わせてくれています。

生命力のあるものをいただくことで、生命力を養い回復させる、それが食べることの本質であり理想なのではないかと思います。

お恥ずかしながら、忙しい毎日の中、ふとわが食卓を振り返ると、自然の形から離れすぎたものや加工食品ばかりで、あまり生命力を感じない不自然な違和感のあるものになっていることがあります。

時折楽しむことは大いに良いと思っているのですが、意識せず続くと、心身のバランスが少しちぐはぐになっていることも多く、、、

食べ物のもつ生命力ももちろんですが、
色や温度や香りがチカラ(エネルギー)を放つ食卓を時には意識して。

家族の元気を作りたいです(^^)
2023-05-29 08:00:00

答えは自分の中にある

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
こんにちは。

更新がずいぶん久しぶりになってしまいました。

皆様お元気でしょうか??

新年度も1か月以上過ぎましたね。

5月は新年度からの疲れが出やすい季節ですので、どうぞご自愛くださいませ。

私も気を付けていきたいと思います!

さて、話は変わりますが食事についてのことでちょっと考察してみました。

現代は情報がたくさんあります。
食事に関してもそう。
いろいろな方法を自分で選べるなぁと思います。

「バランスよく」という言葉一つとっても、主義主張で千差万別。

炭水化物:たんぱく質:脂質?
なんの情報をとるかで、このあたりも全然変わってきますよね。


ただ、答えは自分の中にあると感じています。

正解や自分に合ったものを、外から探して取り入れてもなかなかしっくりするものが見つからなくて迷子になってしまうことがあります。

自分の困りごとや感じたことを丁寧に深堀りすることで、自分が必要な情報がクリアにわかってきます。


いろいろなことを試してみて経験して選んでいく。

その前に何を試すか、やってみるか、
自分を深く見つめて知ることで、求めていることに近づきやすいのではないかなと思います。

何か出来上がった枠やルールにただ沿ってとらわれるのではなく、自分の中にある軸を知り、自分らしく食生活を作り上げていきたいと思います。

100人いれば100人の答えがある、

そんな一人ひとりの答えを出す手助けができる人になりたいと思う今日この頃です。

なんだかぼんやりとしたお話になってしまいましたが、
最後までお読みくださりありがとうございました^^

2023-05-15 08:00:00

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