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みそをしこむ

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださりありがとうございます。

今年も味噌を仕込む季節が来ました。

一月の末に、まず一つ目を仕込みました。


味噌の材料は、煮大豆と塩、米麹です。

仕込み方は・・・

塩と麹をよく混ぜます。(塩きり麹)

そしてつぶした煮大豆を加え、さらに混ぜます。

それを丸めて味噌玉を作り、容器に仕込んでいきます。

・・・という過程があるのですが、今年はお味噌屋さんの「仕込みみそ」というものを注文してみました。

「仕込みみそ」とは、お味噌屋さん(プロ)が、塩きり麹と煮大豆をつぶしたものを混ぜておいてくれたものです。

家庭で行うのは、それを丸めて空気を抜いて味噌玉を作り、容器に詰めることだけ!

楽しいとこどりなんです(笑)

息子も、もちろんお手伝い。

みそをしこむ

空気が入らないように丁寧につめてくれています。



聞いた話なのですが、子供の手は常在菌が元気なので、おいしいお味噌ができるらしいですよ。

味噌や醤油は作る人の手、その家に住んでいる菌が混ざって働いてその家だけの味になるそうです。

同じ仕込みみそでも、各家庭で違うお味噌ができるんですね。
面白いです。

第二弾は二月の初旬に。
こちらは塩きり麴作り、煮大豆をつぶす作業も全部しっかりします。

味噌の材料、作業の順、時間の経過で味噌ができること・・・など

子どもと一緒に作業することで、子どもは秩序や時の流れの感覚などたくさんのことを得るそうです。

もし初めてのかたでちょっとハードルを感じられる場合は「仕込みみそ」からいかがですか?

家族みんなで季節のイベントとして楽しめると思います^^♪


2022-02-07 10:00:00

使い捨てを減らしたい

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
2022年最初の「管理栄養士の食事ノート」です!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


ほんの少しずつですが、数年前からエコ?を心がけている我が家です。

昨年末にもちょっとした変化を・・・

さらしとまげわっぱ
さらしとまげわっぱ

さらしはラップやキッチンペーパーの代わりに使います。

おにぎりを握るときに使ったり、洗った野菜をふいたり。
ほかにもいろいろな用途で使えます。
もちろん使い捨てはせずに洗って何度も使います。

まげわっぱは息子用のお弁当箱です。
脱プラをちょっと意識しています。

まだ息子は小さいので一段のみ使用し、あと一段はおひつ代わりにご飯を保存する用です。
電子レンジでチンしなくても美味しいごはんを食べたかったので。

飯をラップにくるんで冷凍した時期もありましたが、ごはん消費量の多い我が家では冷凍してもすぐに食べきってしまい…冷凍の必要がないことに気づき、最近はどんぶり鉢に残りご飯を入れて皿をかぶせて冷蔵庫におくスタイルでした。

まげわっぱで冷やさない保存も仲間入りです。


その他にも、ウエットティッシュの代わりに古いハンカチをお手拭きにして使ったり、
ティッシュペーパーの代わりに夫や私の着古した(綿100パーセントの)Tシャツを小さく切ったものをテーブルに置いています。

ティッシュの代わりにぼろ布
かごに入れて、テーブルに食べこぼしたときや飲み物が少しこぼれた時、ちょっと手をふくときなどに使います。
何度か洗って使用して、最後はお風呂掃除などに使って捨てます。

使い捨てのティッシュの量がぐんと減りました。

医療機関や工場などでは必要な使い捨て消耗品がたくさんあると思いますので、使い捨てを全く否定するつもりはありません。

家庭ではいろいろと工夫ができると思いますので、ほんの少しだけでも使い捨てするものを減らしていきたく、今年も地味にコツコツと進めていきたいと思います。


2022-01-10 17:00:00

2021年もありがとうございました!

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
今年も残すところわずかとなりましたね。

今朝、買い出しに行きました。

お店にはお正月用のお花やもち、しめ飾り、野菜などがたくさん売られており、お客さんもたくさんいてとても活気がありました。

私は昨年まで和歌山を離れて他府県で暮らしていました。

お雑煮に入れる「真菜(まな)」が売られているのを見て、とても懐かしく思いました。

調べてみると、真菜は徳川家が和歌山城へ入城した時に、正月の験担ぎで「名(菜)を上げる仕事をしよう」という思いから使われるようになったとか。(インターネット情報です。)

お雑煮は各地域、各家庭で違うので面白いですよね。

皆様のおうち、地域ではどんなお雑煮を食べますか?


私も今週、ぼちぼちお餅を作ったり黒豆を煮たりしてお正月をむかえる準備をしたいと思います。

黒豆
(これから煮る予定の黒豆たち)

2021年も「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださりどうもありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様、よいお年をお迎えください^^
2021-12-27 09:00:00

ぬかづけ

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださりありがとうございます。

突然ですが、ぬかづけお好きですか?

ぬかづけ
(うちのぬか床です。ホーローの深い目のタッパーで漬けています)

私は子どもの頃からぬか漬けが好きです。

自己流で漬けていましたが、3年ほど前にぬかづけの講習会で教えてもらいました。

添加物に頼らない、昔ながらの安全な本物の漬物にこだわっておられるお店の方が講師でした。



全く漬けられたことのない方とお話しすると、毎日混ぜるんでしょ!大変、むり~。。って言われることもあります。

ですが、ぬかづけって思ったよりも手軽で誰でも気軽に始められます。

ですが、プロの方に聞くとやはり色々と奥が深い!

おいしく続けるためには、やはり少しコツがありました。

「おんなじ野菜ばかり漬けていてもおいしいぬか床にはならない」とのこと。

きゅうりが好きだから毎日きゅうり・・・ではそこそこの味になると。

かぶをつけるとぬか床がぐんとおいしくなりますよ、と言われ試したら本当に!おいしくなりました。

混ぜすぎると酸っぱくなることや、野菜によってはつける前に塩ずりする方法、ほったらかしにして病んだぬか床を元気に生き返らす方法なども教えてもらいました。

最近はぬか床を冷蔵庫で保管する方が増えているようです。(←毎日混ぜなくてもよいから)

ですが、我が家はあえての常温保存です。

私は冷蔵庫で冷えた冷たいぬかを混ぜるのがちょっと苦痛で・・・。

常温のふっくらしたぬかが好きです。

少しずつ毎日食べる分の野菜を夜仕込む。

毎日食べるから必ず出し入れするときに混ぜる。

「ぬか床がダメになるのは毎日食べないから・・・毎日食べてくださいね♡」と講習でも教えてもらいました。

自分は何もしなくてもぬか床と時間がおいしく料理してくれています。

仕込んでおいたものを取り出して洗うだけで食べられる優れもの。

電気もガスも使わずに調理して食べられるって、うまく言えませんが・・・なんだかすごい安心感があります。

寒い季節になると免疫力とか感染症対策とかで腸活を意識される方もおられますが、ぬかづけは発酵食品で腸にもいい影響があります。

我が家の家庭菜園でも立派な大根が採れ出しました。
大根
(家庭菜園初心者の我が家。初めて大根を作りました。美味しいのが出来てとてもうれしいです・・・。)

こちらもぬかづけにして楽しもうと思います。

2021-12-06 09:00:00

へちまスポンジ

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださりありがとうございます。


先日、知り合いの方から「へちま」をいただきました。


たわしを作るといいですよ~、と言われて見てみると、もう中身が繊維になって、皮がボロボロと剥けました。

「子どものころ家にあったし、作ったことあったな~。でも忘れてしまった・・・。」

と思いながら、皮をむきむき。。。

全部きれいに取れたらスッキリ!


そして皮をむいたものを乾燥させ、へちまを振りながら中の種をある程度とります。

キッチンバサミで適当な大きさに切り、よーく水で洗って残った種や汚れを取り除きます。

鍋に入れて熱湯で煮沸すると、汚れや中についていた皮が浮き出て取れます。

さらによく洗って乾かすと・・・


へちまスポンジ

へちまスポンジ

昔懐かしいへちまのスポンジ(たわし)の出来上がり!
(見た目も優しい色で、なんだかかわいいんです。)


水に濡らすと柔らかく、でもしっかりとした手触りです。

野菜についたドロをを洗ったり、軽く石鹸をつけて食器を洗ったり、洗面所に置いて石鹸置きにしたり、いろいろ使っています。

体を洗うのに使う人も多いですね。

スポンジやたわしって、お店でパッと買って使っていましたが、自分で作ってみると色々な工程があり、愛着がわき、大切に使おうという気持ちが倍増しました。


今、世間では脱プラがうたわれています。

今あるものは大切に使い、お役を果たして交換するときには、へちまスポンジのようなものに少しずつ変えていくのもいいな~と思いました。

2021-11-15 09:00:00

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