少し前にNHKの番組で、「ママたちが非常事態」という特集がありました。
その時は見れなくて、先日見る機会があり、科学的に産後のママがとても大変な状態になることが解明されたことが紹介されてました。
妊娠中はエストロゲンというホルモンが活発になって赤ちゃんを育てるので、幸せな気持ちになることも多いのですが、産後このホルモンが人間は急激に減ってしまうそうです。
人間に近いチンパンジーは産後のこのホルモンがずっと出ているので、赤ちゃんが5歳になるまでずっと一緒に子育てするそうなのですが、その間は次の子を妊娠しないそうで、
人間は子孫をたくさん残すために、産後エストロゲンが減り、1年後にも妊娠できてたくさん子どもを産めるように進化したために、ここまで人口が増えるようになったと話してました。
でもエストロゲンが減ることで、産後のお母さんは孤独と不安が大きくなってしまうそうです。
だから人間は一人で赤ちゃんを育てるのではなくて、
周りがたくさんサポートして、みんなで育てるようになっているけど、
周りがたくさんサポートして、みんなで育てるようになっているけど、
今の日本は核家族化が進んで、パパも仕事が忙しく一人で育てることになっている人が多いため、産後うつや、孤独、不安を抱えて子育てしている人がとても多いとの話でした。
産後の孤独や不安は、人間の進化の中のホルモンの変化で起こるんですね。
ホルモンの影響なのに、そういうふうに思ってしまう自分はおかしいのではないか、母親としてちゃんとできてないのではないか、母親失格ではとまで思ってしまう人もいるそうですが、
そう思う必要はないですし、パパや周りの人にどんどん頼って助けてもらって子育てしていくといいですね。
そう思う必要はないですし、パパや周りの人にどんどん頼って助けてもらって子育てしていくといいですね。
自分一人で抱えないということが一番大切です。