いつも、こうしん堂ブログ「お坊さんの1分説法」を
お読みくださりありがとうございます。
お彼岸も終わり、朝晩すこし涼しくなってきました。
お彼岸にはお墓参りなどされ、ご先祖に思いをはせ
仏教にふれていただいた方も多いのではないでしょうか。
今日は、以前より時々このブログで紹介しています
仏教詩人とも呼ばれた坂村真民(さかむらしんみん)さんの詩を
紹介させていただこうと思います。
「尊いのは足の裏である」
尊いのは 頭でなく
手でなく 足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ
頭から光がでる
まだまだだめ
額から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光がでる
そのような方こそ
本当に偉い人である
人に知られなくても、進んで大変なことをする
なかなか簡単にできることではないですが
少しでもこのような生き方ができるようになりたいものですね。