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自分との対話の中で

カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
いつもこうしん堂スタッフブログ 助産師のつぶやき日記を
お読み頂きありがとうございます。

 仕事の中で、お母さんに赤ちゃんとの対話の大切さを
すすめているのですが、結局どこまでいっても
自分との対話ができていることがとても大切だなと思います。

というのも、
赤ちゃんが「ママはそのままのままで大好きだよ」という
とても素敵な言葉を伝えてくれたとしても、
自分のことを
「このままだとダメだ」と思い込んでいて、
自分に「それじゃダメだ」言い続けていると
ぜんぜん中まで響いていかないという状況になります。

赤ちゃんに限らず、周りの家族や友達や同僚から褒めてもらったり
そのままで大丈夫とせっかく言われても自分は受け取れない
ということになってしまいます。

でも自分との対話が大切だよと分かって、
自分に優しくしたり、
どう思っているか丁寧に聞いていても、
結局愚痴や文句のようなことばかり自分から出てくるので、
結局途中で嫌になってやめてしまったりしてしまうこともあります。

最近その状況になっていて、周りの人にもいろいろ聞いてもらいながら、
こんなことばかり言う自分はダメだというループに
はまりそうになってたのですが、

はたと、自分の愚痴や文句も聞かずに、
必死に頑張っていた自分をねぎらうことをしていなかったなあ
と思いました。
そして、愚痴や文句を言わせてもらえたことで、
やっと前に進めるようになることもあります。

愚痴や文句もなかったことにせず、
それはどういうことから思ってるのかを感じて
自分を大切にしていくと、
これから進む時に力に変えていけるのかなと思います。

ありのままの自分を認めるって、ものすごく奥が深いですね。
2017-11-30 12:00:46

植物レメディの特徴は・・・

カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもこうしん堂スタッフブログ ホメオパシースペースClear Sky
をお読み頂きありがとうございます。

先日、本屋さんで本を発見、購入しました。
植物たちはそこまで知っている
  感覚に満ちた世界に生きる植物たち  
            ダニエル・チャモヴィッツ著 河出書房新社

読み始めてまだ数ページなのですが
植物は 見ている
    嗅いでいる
    聞いている  

などの項目でいろいろな話が書かれてあります。

嗅いでいるって?!どんなふうに???
すごく興味深いですね(^^)

ホメオパシーのレメディは、自然界からの物質を使って作られていますが
大きく分けて 動物 植物 鉱物 その他と分けられ、それぞれに特徴があります。

植物は、「敏感さ」という特徴があると言われていますが
本の副題 「感覚に満ちた世界に生きる植物たち」にもあるように
どういった敏感さなのか、
人間にはない繊細なところなど
多くのヒントがこの本にはたくさん隠れているように思います。

植物は根を張って、その場に生きているので、
よりよい環境を求めて移動することがなかなかできません。
その場で成長し、生きていくために、感覚を研ぎ澄まし
順応していく必要があります。

そのため敏感で繊細な質をもっているんですね。

しばらく読み進めて、また興味深い内容を投稿したいと思います。
2017-11-24 16:12:41

現代栄養学と薬膳

カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」を読んで下さり、どうもありがとうございます。

私は「公益社団法人 日本栄養士会」に所属しております。
すると毎月、「日本栄養士会雑誌」という機関紙が届けられます。

10月号から「薬膳の新たな展望」という連載が始まり楽しみに読んでいます。

栄養士会雑誌

書かれているのは、大学の漢方薬学科の准教授や漢方専門薬局代表で中国出身の先生(医師)です。

今までは、栄養士の栄養指導と薬膳は考え方やアプローチが少し違うので、あまりこういった公式の栄養士専門誌に連載されているのを見かけたことがなく、少し驚きました。

第1回の10月号には中国医学の歴史や基礎知識をわかりやすく説明されていました。
(改めて、あまりの歴史の古さにビックリでした。。)
現代栄養学にはない、四気(感熱温涼)や五味の考え方もわかりやすく説明されていました。

第2回の11月号は49歳で妊娠・出産された事例を2例紹介されていました。
お二人とも一朝一夕ではありませんでしたが、漢方薬や治療に加え、根気強く前向きに食養生をされたそうです。

先生は。栄養学と薬膳は決して対立した概念ではなく、ただ少し考え方が違う、と言われています。

現在の栄養学では栄養素・成分というミクロの部分に焦点を合わせ、確立に基づく標準的な方法を推奨するが、
中医学ではもっと個人の違いというものを見るようにする、とあります。

また、先生は中国の医師たちに「日本の優れた食習慣が基本にあるからこそ、(日本での治療が)良い結果を残せるのではないか」と質問されたそうです。

中国の調理は炒める、揚げる等、素材の力を失わせてしまいやすいものが多いですが、
和食は煮る、焼く、蒸す等素材の力を生かした調理法が多く、
栄養素がバランスよく摂れるような献立スタイルになっています。

この食文化の上に薬膳の視点を加えていけばさらに充実した食養生を実践できるのではないか・・・と締めくくられていました。

古くて新しい食科学ですね!
和食も中国医学の食養生も、伝統的に受け継がれてきたものは、やはり本物なんだなぁと思いました。

これから、私たち栄養士が今まで欠けていた視点を補っていけば
もっと患者様・お客様の生活や人生の質を上げる食事を提案できる、
もっと個人に合ったオーダーメイドの栄養指導ができると思い、
そんな未来を想像してワクワクしました。

2017-11-20 08:00:00

葛飾北斎展に行ってきました!

カテゴリ : [金]ホメオパシースペース 「Clear Sky」
いつもこうしん堂スタッフブログ ホメオパシースペースClear Skyを
お読み頂きありがとうございます。

先日、阿倍野で行われている葛飾北斎展を見に行ってきました。
想像以上の混雑で、整理券まで配られていてびっくりしました(^^;

葛飾北斎といえば、富嶽三十六景が有名ですね。
私も波と富士山という印象が強いです。

そんな有名な作品以外の色々なものが今回展示されていたのですが、
テーマごとの説明を読むと
想像の世界から絵を描くというのがテーマのひとつだったようで
そうなんや~と思えるものがたくさんありました。

最後に飾ってあったのは虎の絵なのですが
葛飾北斎は晩年、毎日虎の絵を描いていたそうです。
虎は私たちが見たことのある虎とは少し違っているのですが
すごく躍動していて、ユーモアのある感じで
私は好きです(^^)

全体を通して
絵の中のすべてが躍動している
人物や動物はもちろんのこと
波や滝、風なども強い動きを感じるんですよ
そんな一瞬を絵にできるパワーがすごいですね。

また、色使いがきれいでカラフルで
昔の絵という感じがしなくて、最近絵付けしたんじゃない?!と思うくらい現代的♪

プルシアンブルーがよく使われているそうですが
私は赤系が素敵だなと思います。

絵の中の動物たちはちょっと笑みを浮かべているようで
絵を描いているときの楽しさが感じられました。


今週末であべのハルカスでは終了ですので、ご興味のある方はぜひ行ってみて下さい(*^^*)





2017-11-17 11:05:00

産後うつの研修に行ってきました。

カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
いつもこうしん堂スタッフブログ 助産師のつぶやき日記を
お読み頂きありがとうございます。

先日、産後うつのお母さんへの関わりについての
研修に行ってきました。

ドラマコウノドリでも取り上げられていて、今話題になっています。

ひとえに産後うつと言っても、原因はとてもいろいろ考えられるし、
対応も治療の仕方も一つではなくたくさんの方法があると思います。

産後は妊娠中からホルモンが大きく変わる時なので、ただでさえ身体には大きな負担になっている上、精神的にも色々な心労がかかる時です。
多くの自治体でも、産前後のお母さんたちへの取り組みが
いろいろ考えられているようなので、どんどん利用する人が知って、
使っていけたらいいなと思います。

時代が変化して、初産婦の年齢が上がっているから、
そのサポートをしてくれる実母の年齢が上がっていて、
そのために十分なサポートを得られないお母さんたちも多いようです。

また実家から離れているからとか、実母との関係があまり良くなくて受けられないケースなどもあるとのこと。

産後はとにかく心身ともにゆっくりすることが大切なのですが、
色々話をただ聞いてもらうだけでも本当に楽になるようです。

産むまでは、自分のペースで出来ていたことが、赤ちゃんが生まれると、
赤ちゃんに合わせた生活がスタートして、夜中の授乳もあり、
思うようにならないことがとても増えます。

思うようにならないことが当たり前で、こんなこともあるよね~って
気楽に考えられるといいのですが、
こうしないといけない、こうあらねばならないと思って
コントロールしようとすると、途端に行き詰まります。

コウノドリでも言ってましたが、
お母さんも1年目、産んですぐの時は何日目なんだからっていう言葉を
多くのお母さんが受け止められるといいと思います。

私も自分が子育てしている時、自分もうつだったかもしれないと
思うことも多いです。
多くのお母さんがそういう気持ちを抱えていると思うのですが、
まさか自分がそういう精神状態になってると思わないから、

助けてもらおうをしなかったし、
逆に失敗しないように、
間違えないように、
周りに迷惑かけないようにちゃんと頑張らないと思って過ごしてました。

睡眠不足と心身の疲れで、エネルギーがなくなっているのに、
もっとやらないといけないと思っていたので、
できない自分にイライラして、それをまわりにあたってましたね。

本当はもっとヘルプを出せたり、気楽にできたら、
どんなに良かっただろうと思います。
なので、子育て期間、色々なサポートを受けて育てていけるといいですね。 自分ではたいしたことないけどって思うことでも、
ちょっと話ができるだけで、抱え込みや頑張りすぎや我慢しすぎから
解放されます。

疲れた時は無理せずゆっくり休みながらやりましょう。

赤ちゃんはそうしているうちに、自然と成長していきます。
そしてお母さんも自然と成長していくので、
安心して子育てしていってください。
2017-11-16 12:10:50

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