錠剤だけの食事?!
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
昔、子どもの頃だったかと思うのですが、「サザエさん」の実写版のテレビドラマが放送されていたと思います。
その一コマ・・・
未来の「サザエさん」。
カツオくん 「姉さん、とんかつとかハンバーグが食べたいよ!!」
サザエさん 「今日はこの錠剤を6錠よ。これで栄養バランスがとれているから、これだけでよいの。」
とか何とか・・・
そんな場面があったと記憶しています。(間違えていたらごめんなさい(>_<))
それを見て、私は当然「え~、イヤやぁ~(>_<)」
と思ったわけです。
さて話は変わりますが、
先日お昼の情報番組で糖質制限食は正しいか否かと言うテーマで専門家が議論していました。
結局は正しいとか正しくないとかいう問題ではなく、その人に合っているかどうかが大切だと言う話だったと思うのですが、、、
その放送の中で、専門家のかたの食事が紹介されていました。
糖質制限肯定派の方は昼食はナッツ中心、夕食は外食で炒めもの。炭水化物無し。
否定派の方は昼食にコンビニ幕の内にプラスゆでたまごと味噌汁。夕食はファミレスでがっつり。
ほぼ毎日同じような食事だと。
専門家の食事なので模範的にとらえられた方もおられるのでは??と思いました。
番組は医学的なことを話していたのでわかりやすくするため、エネルギー、糖質とPFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)バランス中心に見ていたのかなと思うのですが、なんだか心にすきま風が・・・。
言わずと知れて、食は栄養を摂るためにとても大切な行為ですが、和食が無形文化財に指定されたりして大切な「文化」でもありますし、趣味や季節の楽しみでもあります。料理の技術のすばらしさや器との調和の美しさは芸術とも言えるのではないかと思います。
命をつなぐ行為でもありながら、心を豊かにするという側面も多々持ち合わせています。
合理性のみを追求してしまい、トータルでコーディネートすることを心がけないと、最初に書いた「サザエさん」の未来が本当に来てしまう・・・とテレビを見て少し恐怖心を持ってしまった昼下がりでした。
2016-05-09 07:00:00
アリさん!
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ(お坊さんの1分説法)を
お読みいただきありがとうございます。
GWですね、
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
10連休の人もいれば、3連休の人もいる
(休みなんかないという人もいらっしゃると思いますが)
今年のGWですが、
GW!!とここ最近は毎年、過熱報道のようにされているので、
何もせず過ごしてしまうと
「せっかくGWだったのに」と
後悔してしまうような風潮がありますが、
GWといってもただの休日なのですから、
何もせずゆっくりするのも、立派な過ごし方だと思います。
でも健康のために、ふだん行かない近所の公園くらい
散歩するのもいいかもしれませんね。
先輩の先生が言っていましたが、
孫をせっかく動物園に連れていったのに、
下を指さして「アリさん!」と言っている。
どこでも一緒やないか。と。
子どもは、動物園だから、という区別はありません。
GWだから、お出かけして楽しまないといけない
ということはありません。
ゆっくりするのもいいし、
近所を散歩するのもいいし、
部屋を掃除するのもいいし、
また、渋滞覚悟でお出かけするのもいいと思います。
あれもこれもしたかったのにできなかった、
となるのではなく、
なにか1つでもできたら上等だという気持ちで
どうぞストレスのないGWをお過ごしください。
2016-05-03 09:58:27
ブログ再開のお知らせ
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
長らく「管理栄養士の食事ノート」をお休みさせていただき、申し訳ありませんでした。
また今週からブログを再開させていただくことになりましたので、どうぞよろしくお願いいたします!
私事ですが、昨年12月に出産して、息子が誕生しました。
もともと体力があるほうではない上に高齢出産でして、
妊娠中も出産後もなかなか身体の調子が整わず苦労しました。
そんな中で感じた食事のことや栄養のことなど今後いろいろとお話ししたいなあと思っています。
身体を作るうえで食べ物はとても大切。
ですが食べ物だけではどうにもならない体調の変化や不調に苦しめられ、日々の食事を調整することと合わせて心や身体からの調整も不可欠なことを改めて思い知らされました。
産後は実母が他界しているために、自宅にすぐ戻り、夫に家事のお手伝いをお願いしました。
貧血が続き、洗いもの一つもつらい状態だったために、食事はお惣菜や宅配弁当。
産前は出来るだけ新鮮な旬の素材を使った手作りのお料理を・・・と楽しんで頑張っていた私ですが、食生活が一変しました。
そして普段心がけていたことが出来なくなることに、少なからずストレスを感じてしまいました。
ですが食べないと身体はもたないし・・・
そんな中、夫が手作りのお味噌汁を朝に用意してくれるようになりました。
一品でも温かい手作りのお料理がいただけると、心に温かい火がともったようにホッとしました。
そして少しずつ動けるようになったら自分の好みの具材でお味噌汁だけは作り、あとは出来合いのものにしました。
最初は、管理栄養士というプライドもあって正直苦しみました。
しんどくても体調にあったものをうまく工夫して時短で料理できるはず・・・と。
でも現実は体力もなく、気力もわきませんでした。
ですがこのお味噌汁をきっかけに、わたしのこだわりは、「完璧に体に合った手作りのものを食べる」ことから「朝ごはんだけは手作りのあったかいお味噌汁とごはんをいただくこと」に変わっていきました。
そしてその一点だけでも出来た自分をほめること。
現状に合わせてこだわりを持つ部分を変えたことで、気持ちがとても楽になりました。
きっかけをくれた主人にもとても感謝しています。
息子が4か月になった今も料理は手のかからないものばかりです。
出来ることを頑張った自分をほめて自己満足しながら、
手をかけずにいかに美味しく身体に合ったものを作れるか挑戦したいなと思う毎日です。
再開初日からまた少し長くなってしまいましたが、
今後とも月曜日の「管理栄養士の食事ノート」をよろしくお願いいたします(^^)
2016-05-02 08:00:00
肩こりの原因
カテゴリ : [木]助産師のつぶやき日記
先日筋ゆるセミナーというものに参加してきました。
日頃から緊張して過ごしているので、肩こりや体の疲れがあるのですが、
筋肉を緩めることって、ものすごく簡単なんだということが分かりました。
肩こりの原因ってなんだか知っていますか?
私はずっと背中や肩の上の方が固くなっているから肩こりなんだと思ってました。
セミナーに行って分かったのは、身体の前側の屈曲する側の筋肉(屈筋)が固く捻じれて引っ張られているために、背中の筋肉が引っ張られて肩こりが起こっているようです。巻き肩や猫背もこの原理で起こります。
私もずっと猫背は気になっていたのですが、この前側を緩める方法を知らなくて、
また筋肉は揉んだりほぐしたりしないといけないと思い込んでいたので、一生懸命やってましたが一向にほぐれず・・・
揉めばもむほど、筋肉は一瞬やわらかくなるけど、また固くなるそうです・・・
ということで習った筋肉を緩める方法、ちょっと持って揺するだけで、どんどんゆるむのでとても面白かったです。
やり方は、皮膚の表面をさーっとさすって(やわらかい物をなでるぐらい)
そしてゆるゆる緩めるというものです。
自分の体も、ギュウギュウ押したりのばしたり、強くやるのではなくて、出来るだけ優しく、そーっとやってあげるととても喜ぶようですね。
前側が緩むと、自然と猫背も改善して、楽にすっとまっすぐ座れるのでびっくりです。
ずっと何かをしないといけないと思って、色々やってみましたが、実はどんどん引き算して、なるべくゆるく、そっとやることが自分にとっては一番気持ちのいいものだということが、毎日セルフでやってみてやっとわかりました。
それまでは、こんなちょっとで効くのか、効果あるのかと半信半疑でしたが、それは強い刺激に慣れてて、感覚が鈍っていたようです。
そっとすればするほど、筋肉が緩んで楽になるので、どんどんやってみて自分の変化を楽しんでみたいと思います。
私が習ったのは、さとう式リンパケアとMRT(筋ゆるセミナー)です(*^_^*)
2016-04-28 09:58:02
あわれな金持ち
カテゴリ : [火]お坊さんの1分説法
おはようございます。
いつもブログ(お坊さんの1分説法)を
お読みいただきありがとうございます。
私はよく、仏教学者の ひろさちや さん
の本を参考にしていますので、
よろしければまた読んでみてください。
今日は、ひろさんがよくお話される
「少欲のすすめ」ということについて
少し書いてみたいと思います。
『クルイロフ寓話集』というものに出る
「あわれな金持ち」という話を紹介されていましたが、
次のような話です。
「金持ち」と題されていますが、主人公は貧乏です。
この人は、お金持ちを軽蔑していました。
お金もちは、お金を貯めるだけで、ちっとも使わない。
馬鹿だなあ。
私ならいくらでも使ってやるのに。
みんなを幸せにすることもできるだろうに、と。
そこに悪魔が現れて、
彼にこう言いました。
「おまえの気持ちはわかった。
では、おまえにこの財布をやろう。
財布の中には1枚の金貨が入っている。
しかしそれを取り出すと、次の金貨がすぐに財布に登場する。
だから、おまえが満足するまでいくらでも、
財布から金貨を取り出すことができるのだ。」
彼は「ありがとうございます。」と、
その財布を受け取りました。
ところが悪魔は笑って、
こう付け足しました。
「しかし、これだけは知っておけ。
この財布を川に捨てるまでは、
金貨は一円も使えない、ということをな。」
さて、彼は喜びます。
「よし、今日1日、この財布から山ほど金貨を
取り出してやる。そして、明日川に捨てて、
たくさんお金を使ってやるんだ。」
そう言って、財布から金貨を取り出しはじめました。
そして朝になります。
すると、彼の気が変わりました。
「もう1日だけ、この財布から金貨を取り出そう。
それから捨てに行ってもいいだろう。」
そして、次の日の朝、もうお分かりでしょうか。
やはり、彼は財布を捨てられません。
翌日も、財布から金貨を取り出し続けています。
5日目には、財布を川に捨てようと、
いったん家を出ていきました。
しかし途中で気が変わって
「もう少し取り出してからにしよう。」と
財布を持って家にかえり、
また財布と格闘します。
もちろん、財布を川に捨てていないので
まだ金貨は使うことができません。
食料も買えないのです。
しかしそうなると、もはや執念で、
「あと少し、あと少し。」と
やせ細りながら、金貨を取り出しています。
そして最後は、9百万枚目の金貨とともに
彼は死んでしまいました。
という話です。
私たちの欲望には限りがありません。
そのことを知らないと、
現実社会でもこのようなことに陥ることが
あるかもしれませんね。
とても仏教的な寓話だと思いました。
2016-04-26 10:45:26