お読み頂きありがとうございます。
今週は、水曜日に更新できてうれしいです。
もうひとつ、明日はこうしん堂主催で、
「ファスティングセミナー」を行います。
まだ、参加申し込みいただけますのでぜひご参加ください。
詳しくはイベント情報をご確認ください。
さて今週は、桃の話をしたいと思います。

桃は、暑いこの季節に旬をむかえますが、
薬膳的にとらえて、性質は「温」になっています。
よく暑い季節に旬を迎えるものや、熱い土地に育つものは
身体を冷やすなどとは言いますが、すべてではありません。
このように熱い季節でも温める食材もあるわけです。
そして、薬膳とはただただ
「クコの実」や「なつめ」をいれるから薬膳というのではなく
日々の生活で食べるすべてのものが薬膳となりうるもので
あると考えて頂ければと思います。
では、「桃」についてもうすこし薬膳的な働きをみてみましょう!
性質は、「温」というのは先ほど紹介しましたが、
五味は、酸 甘 です。帰経は、肝 肺とされています。
腸を潤し、便秘解消によいとされます。
また、元気をつけて、血流にも良いとされています。
そして、桃の種は生薬名「桃仁:とうにん」で
血流をよくする、生薬として広く使われています。
「桃核承気湯」という漢方は、その他の配合生薬の力も
あわせて、血流が悪く便秘がちな方によく使用される
漢方薬です。比較的体力も必要ですので、安易に服用せず
専門の方に相談されると良いと思います。
また、果物の中で「温」性をに分類されるものとして
最近スーパーで見かけましたので、「さくらんぼ」も
紹介させて頂きます。
それでは、今週はここまで
また来週、水曜日に・・・・