「目的」を考える
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。
学校再開から2週間経ちました。
子どもの幼稚園のお迎えの前のひと時、先週の金曜日のお昼前にNHK「ぐるっと関西」を観ていました。
整理収納アドバイザーの先生がおうちの整え方のお話をされていました。
先生は、家を片付けることの目的は「家族みんなが心地よく暮らすため」であると言われていました。
おうちがテレビで映されていましたが、何もかもをすっきりとしまい込んだキレイーな収納をしているのではなく、オープンな棚に家族のモノがよく見えて(それでいてちゃんと片付いており)、家族の生活を大切にされているのがすごく伝わってきました。
そこでアナウンサーの女性が
「自分は「片付けること」が「目的」になってます。家族が散らかすと「せっかく片付けたのに~!!」って怒ってしまう・・・」と。
ほんと、よくある話ですよね。。
片付けもなんでもそうだと思うのですが、「目的」は何かを考えて行動することはとても大切だと思います。
例えば食事でも。
自分にとっての目的はなんですか?(他の人と違っても全然OKです!)
例えば私の場合です。
毎日、いきいきと楽しく幸せに過ごしたいから、
家族が自分の力をしっかり出して頑張れるように、健康を守り、元気な身体を作ることが目的です。
それに美味しいものが大好きで楽しく食べたい。
では、どうすればいいのかを考えると、
こったものでなくとも簡単でも家族が美味しいと思い、喜ぶ料理を作る。
毎日ではなくともトータルでバランスの良い食事を心がける。
食材や調味料・油は安全性を考え安心できるものを選ぶ。
など、を意識して食事作りをしています。
料理をSNSに載せるわけではないので、他の人の目は気にしません。
しんどい時は無理せず、家族や自分が選んで好みの市販のものや、缶詰・冷凍食品なども使います。
やっつけな感じになると罪悪感を感じてしんどくなるので、いくつか選択肢を持って、前向きに利用します。
しんどいなぁ・・・と思うことがあると、なんのためにそれをやっているのかを考えます。
すると今やるべきことや自分がどのようにしたいかが見えてきて、しんどいけどやらなければならないと思い込んでいたことが実はやらなくてもいいことに気づいて手放すことが出来ます。
コロナのことや新しい生活で、お疲れを感じやすい時期です。
頑張りすぎ注意!で、
自分らしく肩の力を抜いて行動できるといいなぁ・・・と思います。
2020-06-15 08:00:00
新しい生活のことを考える
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
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多くの地域の緊急事態宣言が解除されました。
私の住む町も解除され、少しずつ人が外に出て依然とは違う光景が見られるようになりました。
緊急事態宣言の間、学校も休校、仕事も在宅になったり、おうちでご家族のごはんを毎食作られてストレスを感じている、食費がかかってつらい・・・、というお話をよく耳にしました。
先月4月ですが、日本経済新聞に掲載された記事がおもしろかったので、まずは、こちらの記事を紹介させてもらいます。
~「家事オペ力」磨く主婦豪機関 しゅふJOB総研所長 川上啓太郎~
プロの料理人以外で1万食以上の料理を作ったことがある人はいるだろうか。実は日本中にいる。主婦だ。仮に1日3回、365日休まず食事を作れば、1年で1095回。4人家族なら4380食。3年でゆうに1万食を超える計算になる、よく主婦業に専念している期間をブランク(空白)と呼ぶが、この労力を費やしている時間は本当にブランクだろうか。
1万食を作るのもすごいが、そこで磨かれる能力もすごい。まず献立。家族の健康や好み、家計などと照らし合わせて毎日最適な献立を「企画」する。続いて仕入れから後片付けまでの「段取り」を考え「実行」する。
私はこの能力を家周り仕事のオペレーション力、略して「家オペ力」と呼んでいる。
主婦業期間はブランクではなく、職場とは異なる状況下で様々な能力を磨く家オペ期間だ。他にもコミュニケーション力やリーダーシップ、マネジメント力など多様な能力が磨かれる。ビジネスシーンでソフトスキルと言われる基礎的能力だ。職務が変わると応用が利きにくいテクニカルスキルとちがい、すべての職務で有効なのでポータブル(持ち運び可能)スキルとも言われる。
・・・職場を離れた機関を空白ととらえるのは一画的な見方でしかない。仕事以外の期間をブランクと呼ぶ風潮などなくなればいいと思う。
以上、これは「食事作り」の話だけのことではないと思います。
色々なことが行き詰ったり滞ったように思えることもあった、おうちで過ごした期間はたくさんの能力が磨かれたと思います。
私の知人の中にも、コロナで仕事・収入が減り、家計を切り詰めながら暮らしている方も。
ため息をつき、ぼやきながらも、様々な工夫で楽しみながら乗り越えているお話をいろいろと聞かせてもらいました。
比較的環境に恵まれた方からは、家族でゆっくりと過ごせる時間が出来てよかったという声も聞かれました。
以前の毎日が忙しすぎた・・・と思いを巡らせている人も。
一人ひとり、自分や家族、周りの人たちの幸せのことを考えたり、色々な思いで過ごされた期間だったのではないでしょうか。
6月から段階的にですが、新しい生活が始まります。
以前にただただ戻るのではなく、私自身もこの期間で考えたことや学んだことを忘れずに次のステージへ進めるといいなと思います。
2020-05-25 07:00:00
栄養のチカラ
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
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皆様、ステイホームのゴールデンウイーク、いかがお過ごしでしたか?
わが家も例年と違う連休の過ごし方をしました。
とにかく息子の自転車の練習で、近所をたくさん走りました。
外出をしなかったので、ご飯も家で食べていましたが、たくさん動いてはいるものの、食べる量もたくさんになりました。
新型コロナウイルスのことで、免疫のことを考えた食事されている方も多いかと思います。
日々の食事に発酵食品を取り入れているというお話もよくお聞きします。
先日届いた日本栄養士会の機関誌にも新型コロナウイルスと栄養の話が書かれていました。
皆様の参考になればと思い、少し紹介します。
免疫はいろいろな栄養成分が複雑な代謝を営むことによって成り立ちます。
多くの栄養素がいろいろな形で関わっていることがわかっています。
例をあげると、各種ビタミンは代謝を営む補酵素として働き、欠乏は免疫能を営む細胞機能のレベルを低下させる原因となります。
一方、肥満や糖尿病の過剰な栄養も免疫の低下を誘発します。
現在、免疫能に関係する栄養には、
エネルギー、たんぱく質、nー3系脂肪酸、食物繊維、ビタミンA、D、E、B群、c、鉄、亜鉛、銅、セレンがあり、乳酸菌も関与します。
食事からとる多くの成分が総合的に作用しながら、健康を維持しているといえます。
三食のごはんで毎回バランスをよくとるのは難しいと思いますが、特定の食品にかたよりすぎないように意識することが大切かと思います。
スーパーでは乾麺、パスタ、レトルト、冷食、小麦粉、ホットケーキミックス・・・などが売り切れ、品薄状態になっています。
少し食事バランスがかたより気味なのかな?と思うシーンに出会います。
ストレスの多い時期ですし、一時的にかたよるのはあり、だと個人的には思います。
ですが、緊急事態宣言も延長され、新型コロナウイルスとのお話はまだ続きそうです。
身体が資本。大切にメンテナンスしないと持ちません。
外出の自粛でまとめ買いされているかたも多いと思います。
買い物に出かけるときに、少し「買いだめ」ではなく、「バランス」を意識して旬の生鮮食品などを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。
よい食べ物を身体に入れても、うまく機能しなければもったいない。
睡眠不足は消化吸収能に影響を及ぼしますので、しっかりと睡眠もとりましょう。
運動・栄養・休養を無理なく取り入れたいですね。
(いつも自分にも言い聞かせています。。。)
栄養のチカラで毎日頑張ってくれている身体をサポートしましょう!
2020-05-11 07:00:00
「ステイホーム」で、暮らしに向き合う
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
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東京都など7都道府県に緊急事態宣言が出されて、初めて週末が過ぎました。
私が住む兵庫県も対象地域です。
そして我が家は、特に人が多く、移動も多い阪神地区です。
どの地域の方も同じとは思いますが、自分事としてとらえ、注意して過ごすように心掛けています。
家にある使い捨てのマスクの在庫が少なくなってきたために、家族の分のマスクを作りました。
ですが、ガーゼもゴムも近所のお店には売っていません。
幸い、息子が赤ちゃんの時に使っていたガーゼがたくさんあったのと、ウエスにする予定だった主人のワイシャツ、私のブラウスの着古したものを取ってあったので、それを材料に作りました。
最近フライパンがいたんで使い勝手が悪くなってきたのですが、私の住む地域はお店がほとんど閉まっており、お気に入りの店も同じくで、買えません。
今までよりも大切に延命しながら使っています。
お金無いわけではないのに、必要なモノが買えない。
でも、これって当たり前のこと・・?1
古くなった、ちょっと壊れた → 買えばいい
ではなくて、大切に使うという意識が少し欠けていたように思います。
今までモノを出来るだけ大切に使ってきたつもりでしたが、やっているつもりでまだまだできていなかったなと反省しました。
アフターコロナ、早く以前のような普通の暮らしにもどりたい・・・
と、よく聞きますし、私もそう思っていました。
しかし、前のまんま戻ってはいけない気がします。
当たり前と思っていた暮らしには幸せを感じ、そして、生き方や暮らし方に対する意識は変えなくてはいけない。
「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」
という相田みつをさんの言葉を、最近よく目にするようになりました。
自分のことのみではなく、みなのことを考えて。。。
たくさんの情報が現在も溢れています。
大量の情報を得て、選ぶ行為は頭を使いますし、とても疲れます。
頭を使っているので「考えている」と錯覚してしまうときがあります。
しかし今、モノや情報を「得る」ことで解決を探るのではなく、
自分の頭で知恵をしぼって、考えて、工夫して暮らすことの大切さを実感しています。
次々と絶え間なく与えられている情報のなかで溺れてしまうと、不平不満でいっぱいになってしまうことも。
「希望の未来を見つめれば、視界が広がる。今やるべきことが見えてくる。」
と、尊敬する人が言いました。
小さくても一人一人の前進しようとするチカラが、少し先の未来を変えると信じ、今は行動したいです。
2020-04-13 08:00:00
みんな料理上手
カテゴリ : [月]管理栄養士の食事ノート
いつも「管理栄養士の食事ノート」をお読みくださり、どうもありがとうございます。
突然ですが、皆さんはご自分が「料理上手」だと思いますか??
少し前のことですが、友人と話をしている時に、その友人が「私は料理が得意ではない。」と言いました。
確かに時間をかけて凝ったものを作ったり、まめにすることはしていないかもしれません。
ですが、短時間で食べ盛りの子どもたちにフライパン一つでボリューム満点の大皿料理をさっと出しています。
子どもたち、お父さんも大満足。ガツガツ食べて「おかわりー!」の元気な声です。
私は彼女を「簡単フライパン料理の達人!」と思い、いろいろなレシピを聞きました。
そういえば、他にも自称「料理が苦手」な人たち、います。
その人たちも話を聞くと、やっぱり得意なコトあります。
大鍋料理の達人や、ホットプレートの達人もいます。
一から手作りが苦手・・・でも冷凍食品でアレンジ上手。
保健指導の仕事をしていた時に出会った単身赴任中のお父さんはお豆腐のトッピング名人でした。
インスタント麺にいろいろな食材を加えるアレンジ名人のお父さんは、私に楽しそうにレシピを教えてくれました。
(健康的にはどうなのか・・・というお話は今回ちょっと置いておきますね。)
私自身は、めんどうくさがりの性格なので、それを逆に利用して、出来るだけ工程や材料をシンプルにして、「この材料と手間で、なかなかおいしいやん!」っていうレシピ考えるのが好きです。
何でも買って食べられる世の中ですが、
料理することは、生きるため、食べるためににみんなに必要で尊いものだと思います。
料理が得意とか苦手とかにとらわれないで、みんなが自信を持って楽しく作って、笑顔で食べて食べさせられる世の中になればいいなと思います。
もし、「苦手」とか「自信ない」と思っている方がおられたら、いいとこ探しをして、自分だけの「料理上手宣言」をしてみませんか?
みんなが同じベクトルの料理上手じゃなくてもいい。
みんなちがって、みんないい、と思います^^
2020-03-30 08:00:00